4月の誕生石
誕生石
ダイヤモンド
ダイヤモンドの名前はギリシャ語の『アダマス(征服されない)』に由来する。モース硬度10の地球上で最も硬い天然物質で、その硬さはあらゆる天然物質の58倍。純粋な炭素のみで構成される唯一の宝石で、地球内部約160kmの深さで、極度の高温高圧下で数十億年かけて形成される。最初のダイヤモンドは紀元前4世紀頃にインドで発見された。『ダイヤモンドは永遠に』というフレーズが示す通り、その不滅の輝きは永遠の愛の象徴とされている。
特徴
- モース硬度10の地球上最硬の天然物質
- 99.9%以上の純粋な炭素で構成される唯一の宝石
- 比類なき屈折率と分散による虹色の輝き
- 数十億年かけて形成される地球の宝物
性格
- 不屈の精神と揺るぎない意志の力を授ける石
- 純粋で清らかな心を保ち、真実を追求する
- 内なる強さと輝きを引き出し、自信を育む
象徴的意味
- 永遠の愛と変わらぬ絆の証
- 勝利と成功、最高の地位の象徴
- 純粋無垢と完璧の美
- 不滅の生命力と繁栄
選ばれた理由
- 春の新しい始まりに相応しい、最も強く美しい宝石として選ばれた
- その不滅の輝きが新しい生命と希望を象徴するため
- 世界共通で4月の誕生石として認められている
守護・効果
- 邪悪な力から身を守り、勝利をもたらす
- 関係を強固にし、信頼を深める
- 精神的な明晰さを保ち、迷いを払う
- 財運と繁栄を引き寄せる
試練・成長
- 困難に屈しない不屈の精神を授ける
- 最高の目標を追求する勇気と意欲を与える
- 試練を乗り越えた後の輝かしい成功を約束する
ギャラリー
モルガナイト
モルガナイトは1910年に発見された比較的新しい宝石で、名前はアメリカの銀行家J.P.モルガンに由来する。ベリルの一種で、アクアマリンやエメラルドと同じ鉱物グループに属する。淡いピンクから濃いピーチ色までの優しい色合いはマンガンによるもの。モース硬度は7.5-8。その美しいピンク色は『愛を引き寄せる石』として知られ、2021年の誕生石改訂で4月の誕生石に加えられた。
特徴
- 淡いピンクからピーチ色の優しい色合い
- モース硬度7.5-8の良好な耐久性
- ベリルグループの中でも特に透明度が高い
- 大粒の結晶が産出されやすい
性格
- 優しさと思いやりの心を育む石
- 愛情深く、人との縁を大切にする性質
- 穏やかで平和なエネルギーを持つ
象徴的意味
- 無条件の愛と優しさ
- 女性らしさと美しさの体現
- 癒しと慰めの力
- 新しい愛の始まり
選ばれた理由
- 春の桃色の花を思わせる優しい色が、4月に相応しいため
- 2021年の改訂で、ダイヤモンドとは異なる優しさを持つ石として追加された
- 新しい愛と出会いの季節に相応しい宝石として
守護・効果
- 愛情関係のトラブルから守る
- ストレスや不安を和らげる
- 心の傷を癒し、前向きにする
- 人間関係を円滑にする
試練・成長
- 愛することへの恐れを克服する勇気を与える
- 人を信じることの大切さを教える
- 自己愛を育むことで他者への愛を深める