1885年

阪堺鉄道・難波 大和川(現在の南海本線)が開業。日本で2つ目の私設鉄道。

1885年12月29日、阪堺鉄道の難波–大和川間が開業し、日本で2番目の私設鉄道が生まれました。
1885年12月29日、日本で2番目に開業した私設鉄道である阪堺鉄道の難波–大和川間が開通しました。 この路線は後に南海鉄道に統合され、現在の南海本線の一部となっています。 大阪市街地と河内地方を結ぶ重要路線として、地域の物流と人々の移動を大きく促進しました。 開業当時は人力・馬力に頼る区間もありましたが、後に蒸気機関車が導入されました。 今日では通勤・通学路線として沿線地域の発展に寄与しています。
1885年 南海本線
1929年

上越線の清水トンネルが貫通。

上越線の建設で最大の難所だった清水トンネルが貫通し、路線の連続性が確保された。
上越線は1921年に着工し、清水トンネルは関東と越後を結ぶ要となる区間の一つだった。 清水トンネルは当時最長級の山岳トンネルで、爆破や手掘りを組み合わせた困難な工事が続いた。 1929年12月29日の貫通により、山岳区間がつながり路線の連続性が確立された。 この成果により、路線完成時期の前倒しと貨客輸送力の増強が可能となった。 地元経済や観光の振興にも大きく寄与し、地域発展の契機となった。 工事に携わった作業員の安全管理や技術蓄積は、後続トンネル工事にも生かされた。
1929年 上越線 清水トンネル
1959年

リスボンメトロが開業。

リスボンメトロが開業し、ポルトガルの都市交通に新たなインフラが加わった。
1959年12月29日、リスボン市内で初の地下鉄路線が開業した。 市の中心部と郊外を結ぶ輸送力が飛躍的に向上し、都市交通の近代化が進んだ。 設計には当時最新鋭の車両や信号システムが導入され、安全性と快適性が重視された。 路線網はその後も拡大を続け、リスボン公共交通の骨格となった。 交通渋滞の緩和や地域開発に貢献し、都市の成長を支える存在となった。
1959年 リスボンメトロ
1984年

岡山臨港鉄道が最終営業。翌12月30日全線廃止。

1984年12月29日、岡山臨港鉄道が最終営業を行い、翌日全線が廃止されました。
岡山臨港鉄道は1908年に貨物線として開業し、後に旅客輸送も手がけるようになりました。 倉敷市中心部と岡山港を結び、地域の物流や通勤需要を支えてきましたが、自動車交通の発展により利用者が減少しました。 運行本数の削減や経営不振が続き、1984年12月29日の最終列車をもって営業を終了しました。 翌12月30日には正式に廃止され、鉄道路線としての役目を終えました。 廃線跡は一部が遊歩道などに転用され、地域の歴史を伝える遺構として保存されています。
1984年 岡山臨港鉄道 12月30日
2003年

世界最速のリニアモーターカー、上海トランスラピッド開業。

世界最速のリニアモーターカー『上海トランスラピッド』が営業運転を開始した。
上海トランスラピッドは中国初の営業用リニアモーターカーで、上海浦東国際空港と龍陽路駅を結ぶ約30kmの区間を走行します。2003年12月29日に営業運転を開始し、最高速度は430km/hを誇ります。リニアモーターカー技術の商業化事例として世界的に注目され、高速鉄道技術の将来像を示しました。運行には静音性や省エネルギー性の高さも評価され、観光客やビジネス客に人気の交通手段となっています。技術面だけでなく、都市交通の効率化にも大きく寄与しています。
リニアモーターカー 上海トランスラピッド