1972年
イースタン航空401便墜落事故。史上初のワイドボディ旅客機の全損事故。
1972年12月29日にイースタン航空401便が墜落し、史上初のワイドボディ機全損事故となりました。
1972年12月29日、イースタン航空401便はマイアミ発ニューヨーク行きの途中、フロリダ州エバーグレーズ上空で墜落しました。
当時最新鋭のワイドボディ旅客機であったロッキードL-1011トライスター機が全損し、乗員乗客101名中75名が死亡しました。
事故の直接原因は着陸装置のトラブルに対処中、オートパイロットの解除を忘れて機体が徐々に降下したことでした。
事故現場が湿地であったため捜索・回収作業が困難を極めました。
事故調査ではフライトデータレコーダーやボイスレコーダーが回収され、解析に重要な役割を果たしました。
この事故を契機にクルーの資源管理(CRM)や機内安全手順が見直されました。
1972年
イースタン航空401便墜落事故
ワイドボディ
旅客機