12月29日の誕生日 | calendar.web-standard.org

天正12年11月28日

鍋島忠茂

(1584 - 1624)

初代鹿島藩主

江戸時代前期の大名、肥前国鹿島藩の初代藩主。

鍋島忠茂（1584-1624）は江戸時代前期の大名で、肥前国鹿島藩の初代藩主を務めた。天正12年（1584年）11月28日に生まれ、領地経営や農村振興に力を注いだ。領民との関係構築に努めて藩政の安定化を図り、幕府との連携を維持した。藩主として財政基盤を整え、地域社会に繁栄をもたらした。 1624年に没し、その功績は後世にも語り継がれている。

1584年天正 11月28日鍋島忠茂鹿島藩主 1624年

1721年

ポンパドール夫人

(1721 - 1764)

フランス国王ルイ15世の愛妾

フランス国王ルイ15世の愛妾で、政治や文化のパトロンとして影響力を振るった女性。

ポンパドール夫人（1721-1764）は、フランス国王ルイ15世の公式愛妾として宮廷政治に大きな影響を与えた。本名はジャンヌ＝アントワネット・ポワソンで、才色兼備の美貌と教養で知られた。芸術や学問のパトロンとしてセーブル陶磁器やヴェルサイユ宮殿の装飾を後援し、フランス文化の発展に寄与した。宮廷内外で政治的助言者としても活躍し、多くの改革や派閥闘争に関与した。 1764年に病により没し、その寵愛と影響力は後の歴史にも大きな足跡を残した。

1721年ポンパドール夫人フランスルイ15世 1764年

1735年

トーマス・バンクス

(1735 - 1805)

彫刻家

18世紀イギリスを代表するネオクラシシズムの彫刻家。

トーマス・バンクス（1735-1805）は、ネオクラシシズムを代表するイギリスの彫刻家である。ロンドン王立芸術アカデミーの創設メンバーとしても知られ、多くの肖像彫刻や公共彫像を手がけた。代表作には『ヘベ』やジョージ3世の胸像などがあり、古典神話や歴史的人物を精緻に表現した。その優美で緻密な作風は、当時の英国美術界に新たな潮流をもたらした。 1805年に没し、後世の彫刻家にも多大な影響を与えた。

1735年トーマス・バンクス彫刻家 1805年

元文元年11月28日

木村蒹葭堂

(1736 - 1802)

文人、文人画家

文人文人画家

江戸時代中期の文人画家・博覧家。

木村蒹葭堂（1736-1802）は江戸時代中期に活躍した文人画家・博覧家である。蒹葭堂の号で知られ、漢詩や書画を嗜み、南画の技法を取り入れた雅致ある作品を数多く残した。自身の蒹葭堂に書籍や骨董品を収集し、文化サロンとして多くの文人を集めた。詩文にも精通し、学問と芸術の両面で江戸文化の発展に寄与した。 1802年に没し、その蒐集や作品は後世の研究者に大きな影響を与えている。

1736年元文 11月28日木村蒹葭堂文人画家 1802年

明和4年11月9日

大岡忠烈

(1767 - 1845)

第4代岩槻藩主

江戸時代後期の大名、第4代岩槻藩主。

大岡忠烈（1767-1845）は江戸時代後期の武蔵国岩槻藩の第4代藩主である。明和4年（1767年）11月9日に生まれ、家督を継いで藩政に当たった。藩士の組織改革や領地経営に取り組み、藩財政の安定化を図った。農村振興や産業振興策を推進し、藩内の生活環境改善に努めた。晩年は隠居し、1845年に没した。

1767年明和 11月9日大岡忠烈岩槻藩主 1845年

1788年

クリスチャン・トムセン

(1788 - 1865)

考古学者

三時代区分を提唱したデンマークの考古学者。

クリスチャン・トムセン（1788-1865）は、デンマーク出身の考古学者である。遺物を石器時代・青銅器時代・鉄器時代の三つに分類する三時代制を提唱し、近代考古学の基礎を築いた。ロイヤル・コレクションの古代遺物を整理し、体系的な研究手法を確立した。コペンハーゲンの国立博物館（現デンマーク国立博物館）で初代学芸員を務め、教育・展示にも尽力した。 1865年に没するまで考古学の普及と学問的発展に大きく貢献した。

1788年クリスチャン・トムセン考古学者 1865年

1796年

フェルディナント・フォン・ウランゲル

(1796 - 1870)

軍人、探検家

軍人探検家

ロシア帝国の軍人で北極探検に貢献した探検家。

フェルディナント・フォン・ウランゲル（1796-1870）は、ロシア帝国の軍人かつ探検家である。陸軍少佐として勤務する傍ら、北極圏やアラスカ周辺の探検航海に従事した。 1820年代にはシベリア沿岸の調査を行い、その成果を地理・民族学分野に提供した。ウランゲル島の命名者としても知られ、北極探検史に名を残した。 1870年に没し、彼の探検記録は後続の研究に重要な資料となった。

1796年フェルディナント・フォン・ウランゲル軍人探検家 1870年

1800年

チャールズ・グッドイヤー

(1800 - 1860)

発明家

ゴムの加硫法を発明したアメリカの発明家。

チャールズ・グッドイヤー（1800-1860）は、アメリカの発明家である。 1839年にゴムの加硫（バルカナイゼーション）法を発見し、家庭用および工業用ゴム製品の耐久性を飛躍的に向上させた。加硫法は1844年に特許取得され、その後のタイヤや防水製品の発展に大きく寄与した。多くの企業が彼の技術を採用し、19世紀の産業革命を支えた。 1860年に没するまで、ゴム工業の発展に尽力した。

1800年チャールズ・グッドイヤー

1808年

アンドリュー・ジョンソン

(1808 - 1875)

政治家、第17代アメリカ合衆国大統領

政治家第17代アメリカ合衆国大統領

第17代アメリカ合衆国大統領を務めた政治家。

アンドリュー・ジョンソン（1808-1875）は、アメリカ合衆国の政治家で第17代大統領である。リンカーン大統領暗殺後の1865年に大統領に昇格し、南北戦争後の再建を主導した。元はテネシー州の州議員、下院議員、上院議員、知事などを歴任した。議会との対立から史上初の弾劾裁判を受けたが、上院で無罪となり職務を続行した。 1875年に没し、その大統領職や政策は歴史的議論の対象となっている。

1808年アンドリュー・ジョンソン政治家アメリカ合衆国大統領 1875年

1809年

グラッドストン

(1809 - 1898)

政治家、イギリス首相

政治家イギリス首相

19世紀イギリスの政治家、4度首相を務めた自由党指導者。

ウィリアム・イウォート・グラッドストン（1809-1898）は、19世紀イギリスの政治家で自由党を代表する指導者である。四度にわたりイギリス首相を務め、財政改革や自由貿易政策を推進した。選挙法改正を通じて選挙権の拡大を図り、ヴィクトリア朝政治に大きな影響を与えた。政敵ベンジャミン・ディズレーリとの政策対立で知られ、両者の論戦は政治史に名高い。 1898年に没し、その長年にわたる政治活動は英国の議会制民主主義発展に寄与した。

1809年グラッドストンイギリス首相 1898年

1809年

アルバート・パイク

(1809 - 1891)

弁護士

アメリカの弁護士であり、南北戦争期には南軍の将軍としても活動した。さらにフリーメイソンの指導者として知られる。

アルバート・パイクは1809年に生まれ、米国南北戦争で南軍ブリガディア将軍として従軍した。また法曹界でも活躍し、多数の法律書を執筆している。戦後はフリーメイソンに深く関わり、南部管轄の最高位まで昇格した。詩人や評論家としても活動し、幅広い分野で影響を残した。1891年に没し、その思想と業績は今も研究され続けている。

アルバート・パイク弁護士 1891年

1813年

カレル・サビナ

(1813 - 1877)

作家、ジャーナリスト

作家ジャーナリスト

チェコの作家・ジャーナリストで、19世紀のチェコ文学とジャーナリズムの発展に貢献した。

カレル・サビナは1813年にボヘミア地方に生まれ、自由主義的な思想を背景に数多くの小説や短編を発表した。さらに政治・社会を題材とするジャーナリズム活動にも従事し、新聞や雑誌で鋭い論説を展開した。ベドルジフ・スメタナのオペラ『ブラニボイェル』や『ダリボル』の台本を執筆するなど、音楽界とも深い関わりを持った。1848年革命にも参加し、チェコのナショナリズム運動を支えた一方で、晩年は告発事件に巻き込まれるなど波乱の生涯を送った。1877年に亡くなったが、その文学的遺産は今なお高く評価されている。

1813年カレル・サビナ 1877年