1888年
文部省がすべての学校に対し、毎年4月に生徒の活力検査(身体検査)を実施するよう訓令する。
文部省が全国の学校に対し、毎年4月に生徒の身体検査を義務付ける訓令を出した日。
1888年、明治政府の文部省はすべての小中学校に対し、年に一度4月に生徒の身体検査を実施するよう訓令を出しました。
これは近代教育制度の確立と国民の健康増進を目的としたもので、学校保健の先駆けとなります。
検査内容には身長・体重の測定や視力検査などが含まれ、成長障害や病気の早期発見に寄与しました。
のちに制度は拡充され予防接種や口腔検査も加えられ、現在の学校保健指導の基盤となりました。
この政策は日本の児童青少年の健康促進に大きな役割を果たしました。
1888年