1871年

初のアルプス山脈を貫くトンネルであるフレジュス鉄道トンネルが開通。

アルプスを貫く初の鉄道トンネルが完成し、ヨーロッパ横断の一歩となりました。
1871年12月26日、フランスとイタリアを結ぶアルプス山脈横断トンネル、フレジュス鉄道トンネルが開通しました。 全長約12.8kmを誇り、スイスアルプスに先立つ欧州初の大規模山岳鉄道トンネルとして話題を集めました。 建設にはトンネル掘削機の先駆的技術が導入され、工程の多くが手掘りで進められました。 この開通によりフランス南東部とイタリア北西部間の物流と人の往来が飛躍的に向上しました。 ヨーロッパの鉄道網発展に大きく寄与し、国際的な商業・観光の促進に繋がりました。
1871年 アルプス山脈 フレジュス鉄道トンネル
1889年

両毛鉄道(現在の両毛線)が全通。

1889年12月26日、両毛鉄道が全線運行を開始し、群馬・栃木地域の輸送網が強化された。
明治22年(1889年)12月26日、両毛鉄道が前橋と桐生を結ぶ区間を含め全線開通しました。 現在のJR両毛線の前身となる路線で、群馬県と栃木県をつなぎ地域交流や物資輸送に貢献しました。 当初は貨物輸送を重視して建設され、後に旅客輸送にも拡大しました。 路線の開通により北関東地方の経済発展や都市間移動が飛躍的に向上しました。 地域の産業振興と住民生活の利便性向上に大きく寄与した鉄道事業のマイルストーンです。
1889年 両毛線
1909年

日本初のループ線駅かつ日本唯一のループ線・スイッチバックを併せ持つ駅である大畑駅が開業。

1909年、大畑駅が日本初のループ線駅として開業。山岳地帯の勾配を克服する画期的な鉄道施設。
明治42年(1909年)12月26日、大畑駅が開業しました。 日本で初めてループ線を備え、山岳地帯の高低差を克服する設計が採用されました。 さらに、日本国内で唯一ループ線とスイッチバックの両方を併せ持つ駅として知られます。 急勾配区間での列車運行の効率向上に貢献し、建設当時の技術力を示す例です。 現在も地域輸送の重要な拠点として活躍を続けています。
1909年 大畑駅
1970年

日本初の5ドア鉄道車両、京阪電気鉄道5000系デビュー。

1970年12月26日、京阪電気鉄道5000系が日本初の5ドア車両として営業運転を開始した。
1970年12月26日、京阪電気鉄道が新型5000系電車の営業運転を開始。 5000系は日本初となる横5枚扉配置を採用し、朝夕のラッシュ時における乗降効率を大幅に向上。 車体はステンレス鋼製で軽量化が図られ、最高速度は105km/hを誇った。 車内はロングシート中心の設計で、大量輸送を前提とした機能性重視のデザイン。 導入により京阪本線や中之島線の通勤混雑緩和に貢献し、その後の車両設計にも影響を与えた。 5ドア車両は一部路線で試験的に採用されたが、乗降間隔やホーム対応など課題も指摘された。
1970年 京阪電気鉄道5000系
2024年

12月25日のフィンランドとエストニアを結ぶバルト海の送電用と通信用海底ケーブルの損傷について、フィンランド当局がクック諸島船籍のタンカーの捜索を開始。EUはこれをロシアが経済制裁を免れて石油を輸出するための組織、通称"影の船団"による犯行との声明を発表。

バルト海の海底ケーブル損傷でクック諸島船籍タンカーを捜索、EUがロシア関与を非難。
2024年12月25日深夜、フィンランドとエストニアを結ぶバルト海の送電用・通信用海底ケーブルが損傷。 翌26日、フィンランド当局はクック諸島船籍のタンカーの関与を疑い捜索を開始しました。 EUはこの事件を「影の船団」と呼ばれるロシアの制裁回避組織による犯行と断定。 声明では経済制裁を免れるための石油輸出支援と位置づけ、厳しい非難を表明しました。 国際的な海底インフラの安全保障問題として、各国政府や企業の警戒が高まっています。
2024年 12月25日 フィンランド エストニア バルト海 クック諸島 EU ロシア 経済制裁
2024年

女川原子力発電所が14年1ヶ月ぶりに営業運転再開。

女川原発が14年1ヶ月ぶりに営業運転を再開。
東日本大震災の影響で2011年3月に運転停止した宮城県の女川原子力発電所が、2024年12月26日に営業運転を再開しました。 安全対策工事や規制基準の見直しを経て、最新の耐震・津波対策が施されました。 再稼働には地域住民や関係自治体の同意が得られ、地元経済の活性化が期待されています。 原子力発電所の再開は日本のエネルギー政策における重要な一歩として注目されました。 再稼働に伴う安全検査やモニタリングが継続して行われ、透明性の確保にも重点が置かれています。
女川原子力発電所