268年

ディオニュシウス

ローマ教皇

ローマ教皇
古代ローマ時代の第25代ローマ教皇。迫害後の教会再建に尽力し、組織の統一を図った。
ディオニュシウスは259年にローマ教皇に選出され、ローマ帝国による迫害後の教会組織の復興に尽力しました。教会中央集権化を推進し、各地の司教の任命や教義の統一を図りました。東方諸教会との書簡を通じて信仰の調停を試み、異端の討伐にも乗り出しました。多くの教令や文書を残し、後の教会運営の基盤を築きました。268年に没し、教皇としての手腕が後世に高く評価されています。
268年 ディオニュシウス ローマ教皇
418年

ゾシムス

ローマ教皇

ローマ教皇
5世紀初頭のローマ教皇。ペラギウス主義との論争で中心的役割を果たした。
ゾシムスは417年にローマ教皇に就任し、キリスト教最大の論争の一つであったペラギウス主義問題に対処しました。彼は当初ペラギウス派の主張を容認する姿勢を見せたものの、後に教義の正統性を重視してペラギウス主義を非難しました。教会文書の整理や東西教会間の調停にも取り組みました。その在位期間は短かったものの、教義統一の重要な転換点を担いました。418年に没し、教会の正統性保持に貢献した点で知られています。
418年 ゾシムス
1997年

甲斐文融

(1920 - 1997)

画家、僧

画家
日本の画家で僧侶。伝統的な水墨画を得意とした。
1920年に生まれ、仏門に入りつつ画業を追求。禅の精神を背景に水墨画や墨彩画を制作し、独自の作風を確立した。国内外で個展を開催し、書や茶道とも深い関わりを持った。宗教家としての修行経験が作品に反映され、静謐な表現が高く評価された。1997年に逝去し、その美学は今も多くの芸術家に影響を与えている。
1997年 甲斐文融 画家 1920年