1931年

東京駅前に東京中央郵便局の新局舎が完成。

東京駅前に東京中央郵便局の新局舎が完成し、郵便サービスの拠点が刷新された。
1931年12月25日、新しい東京中央郵便局の局舎が東京駅前に完成した。設計は近代建築を取り入れた鉄筋コンクリート造で、郵便・為替・電信など多機能を集約した拠点となった。この局舎は当時の市民にとって近代国家システムの象徴となり、戦後まで郵便業務を支え続けた。周辺には官庁街が広がり、交通の要所である東京駅との連携も考慮された設計であった。2001年の再開発まで長く使用され、歴史的建造物として保存運動も行われた。
1931年 東京中央郵便局
1964年

日本初の交直両用特急形電車481系がデビューし、それを使用した「雷鳥」「しらさぎ」が運行開始。

日本初の交直両用特急電車481系が登場し、「雷鳥」「しらさぎ」運行開始。
1964年12月25日にJNR(国鉄)が481系電車をデビュー。 交流・直流どちらの電化区間でも走行可能な画期的設計。 同日より大阪〜金沢間の『雷鳥』、名古屋〜福井間の『しらさぎ』が運転開始。 特急列車の運行網拡大と所要時間短縮に大きく貢献。 日本の鉄道技術の高度化を象徴する車両です。
1964年 481系 雷鳥 しらさぎ
1971年

国鉄臼ノ浦線・世知原線がこの日の運行限りで廃止。

国鉄の臼ノ浦線と世知原線が廃止され、地域交通に変化。
1971年12月25日をもって臼ノ浦線と世知原線が営業運転を終了。 長崎県内のローカル路線として地域住民の足を支えてきました。 国鉄再建の一環で採算性が重視され、廃止が決定。 鉄道路線の撤退は沿線コミュニティに大きな影響を与えました。 代替バス路線への切り替えなど新たな交通体系が模索されました。
1971年 臼ノ浦線 世知原線
1988年

オリエント・エクスプレス '88が大阪発上野行きの列車で日本国内での営業運行を終える。

大阪〜上野間のオリエント・エクスプレスが日本運行を終了。
1988年12月25日、豪華寝台特急『オリエント・エクスプレス '88』の国内営業が最終日を迎えました。 パリ〜イスタンブールをモデルにした車内装飾や食堂車で人気を博す列車。 上野駅発と大阪駅発の運転が終了し、日本国内では一旦幕を閉じました。 運行終了後も鉄道ファンの間で伝説的な列車として語り継がれています。 後に特別列車として復活運行されるなど、鉄道文化史に刻まれた存在です。
1988年 オリエント・エクスプレス '88 大阪 上野