12月24日の誕生日 | calendar.web-standard.org

紀元前3年

ガルバ

(-3 - 68)

ローマ皇帝

紀元前3年生まれのローマ皇帝。在位は68年6月から69年1月までのわずか7か月。元老院の支持で即位したが反乱により暗殺された。

セルウィウス・スルピキウス・ガルバ（紀元前3年 - 西暦68年）は、ローマ帝国の第9代皇帝である。在位は68年6月17日から69年1月15日までの短期間で、いわゆる「四皇帝の年」の始まりを告げた。ヌミディア総督やヒスパニア総督としての統治経験を持ち、ネロ打倒に協力したことで元老院の支持を受けた。だが財政改革や汚職追放策が軍団の不興を買い、オトーの反乱に巻き込まれて暗殺された。短命ながら四皇帝の年を象徴する人物として知られている。

紀元前3年ガルバローマ皇帝 68年

1167年

ジョン

(1167 - 1216)

イングランド王

イングランド王（在位：1199年～1216年）。領土の多くをフランス王に奪われ、『失地王』と呼ばれた。1215年にはマグナ・カルタを調印して王権を制限した。

ジョン（John、1167年12月24日 - 1216年10月19日）は、イングランド王（在位：1199年 - 1216年）である。アンジュー帝国の大半をフランス王フィリップ2世に奪われたことから『失地王』と称された。国内では重税や専制的統治が貴族の反発を招き、教皇や大聖堂とも対立した。1215年、反乱を鎮めるためマグナ・カルタを調印し、王権を貴族や教会の権利に制限する道を開いた。死去後もマグナ・カルタは近代憲政の礎となり、歴史的評価を高めている。

1167年ジョンイングランド 1216年

1491年

イグナチオ・デ・ロヨラ

(1491 - 1556)

イエズス会初代総長

イエズス会の創設者で初代総長。スペイン出身の元軍人から宗教家に転身し、『霊操』を著す。

イグナチオ・デ・ロヨラ（1491年 - 1556年）は、スペイン・バスク地方出身の宗教家で、イエズス会（Society of Jesus）の創立者かつ初代総長である。若い頃は貴族の子弟として軍人生活を送り、1521年に負傷した戦場で回心を経験した。1522年以降パリ大学で神学を学び、1534年に同僚とともにイエズス会を組織し、教皇パウルス3世に承認された。彼の著作『霊操（Spiritual Exercises）』はキリスト教の霊的訓練書の古典とされ、現在も多くの宗教教育で用いられている。教育・宣教活動を通じてカトリック改革に寄与し、世界中に神学校や大学を設立した。

1491年イグナチオ・デ・ロヨライエズス会 1556年

天正元年12月1日

沢庵宗彭

(1573 - 1646)

臨済宗の僧

臨済宗の僧侶で、書画や茶道、剣術指南でも知られる。禅の教えを詩歌にまとめた作品を著した。

沢庵宗彭（1573年 - 1646年）は江戸時代初期の臨済宗の高僧である。京都の建仁寺で修行を積み、後に江戸近郊の寺院を中心に活躍した。『坐禅和讃』など禅の精神を詩歌形式で表現した著作を遺し、禅思想の普及に貢献した。剣豪・宮本武蔵との交流でも知られ、武蔵の『五輪書』に影響を与えたともいわれる。また茶道や書画にも通じ、『たくあん漬け』の考案者とも伝えられる。大徳寺住持として禅文化の発展に寄与し、多彩な才能を示した。

1573年天正 12月1日沢庵宗彭臨済宗僧 1646年

寛永9年11月23日

大久保忠朝

(1632 - 1712)

初代小田原藩主

江戸時代初期の大名で、初代小田原藩主。幕府の要職を歴任し、藩政に実務的改革を行った。

大久保忠朝（1632年 - 1712年）は江戸時代初期の武将・大名であり、初代小田原藩主である。寛永9年に小田原藩を与えられ、父・大久保忠隣の跡を継いだ。幕府では若年寄や勘定奉行など財政・行政を担う要職を務め、財政再建や治水事業を推進した。領内には学校を設立し、藩士の教育振興を図った。質実剛健を旨とし、藩政の安定と発展に大きく貢献した。

1632年寛永 11月23日大久保忠朝小田原藩 1712年

寛永15年11月19日

土方雄豊

(1638 - 1705)

第3代菰野藩主

江戸時代の大名で、第3代菰野藩主。財政再建や教育振興のため藩政改革を行った。

土方雄豊（1638年 - 1705年）は江戸時代の第3代菰野藩主である。寛永15年に生まれ、父の跡を継いで藩主に就任した。財政再建のため検地や新田開発を推進し、年貢増収に成功した。領民の生活を考慮し年貢軽減や社会福祉的施策を実施するとともに、藩校を設立して教育振興を図った。藩政の近代化を模索し、江戸幕府との関係も良好に保った。

1638年寛永 11月19日土方雄豊菰野藩 1705年

明暦2年11月9日

松平義行

(1656 - 1715)

初代高須藩主

江戸時代初期の大名で、高須藩初代藩主。領地の開発や文化振興に尽力した。

松平義行（1656年 - 1715年）は江戸時代初期の高須藩（美濃国）初代藩主である。明暦2年に生まれ、幼少から幕府の要職を歴任した。寛文年間に高須藩主に任じられ、領内の治水や農地開発を推進して経済基盤を強化した。教育や文化事業を奨励し、寺社の修復や学問所の創設にも携わった。安定した藩政を築き、地域社会の発展に寄与した。

1656年明暦 11月9日松平義行高須藩 1715年

延宝4年11月20日

細川宣紀

(1676 - 1732)

第4代熊本藩主

江戸時代の大名で、第4代熊本藩主。藩政再建と教育振興を推進した。

細川宣紀（1676年 - 1732年）は江戸時代の第4代熊本藩主である。延宝4年に生まれ、父・忠利の跡を継いで藩主に就任した。財政難に対応して検地や新田開発を行い、倹約策を実施して財政基盤を整備した。藩校を創設し藩士の教育や文化振興を図った。領民福祉の向上を目指し、年貢軽減や災害対策にも取り組んだ。

1676年延宝 11月20日細川宣紀熊本藩 1732年

元文元年11月23日

溝口直養

(1736 - 1797)

第8代新発田藩主

江戸時代中期の大名で、第8代新発田藩主。藩政改革と教育振興に注力した。

溝口直養（1736年 - 1797年）は江戸時代中期の第8代新発田藩主である。元文元年に生まれ、家督を継いで城下町を治めた。財政再建を目指し検地や財政改革を実施、倹約令や年貢体系の見直しを行った。藩校を整備し教育制度を強化、地域文化の発展にも寄与した。領民福祉を考えた救済事業や災害対策にも力を注ぎ、藩政の安定に貢献した。

1736年元文 11月23日溝口直養新発田藩 1797年

安永7年11月6日

井上正甫

(1778 - 1858)

初代棚倉藩主

江戸時代後期の大名で、初代棚倉藩主。地域の経済発展と教育振興を推進した。

井上正甫（1778年 - 1858年）は江戸時代後期の初代棚倉藩主である。安永7年に生まれ、幕府や譜代大名として要職を務めた後、棚倉藩主に任じられた。藩政では検地や新田開発、治水事業を積極的に進め、農村振興を図った。藩校の設立や教育制度の整備に取り組み、領内の学問の向上に努めた。晩年まで地域社会の福祉や経済発展に注力し、その功績は高く評価された。

1778年安永 11月6日井上正甫棚倉藩 1858年

天明2年11月20日

毛利斉房

(1782 - 1809)

第10代長州藩主

第10代長州藩主。若くして藩政を継ぎ、幕末の動乱期の領内統治に尽力した。

天明2年（1782年）に生まれ、第10代長州藩主として家督を継承した。幼少期に実権を握り、財政再建や領内紛争の調停に努めた。藩士からの信頼を集め、家中の結束を図った。治世は短く1809年に急逝したが、次代の改革への基盤を築いた。歴史の表舞台には多く登場しないものの、長州藩安定の一助となった。

1782年天明 11月20日毛利斉房長州藩 1809年

1791年

ウジェーヌ・スクリーブ

(1791 - 1861)

劇作家、小説家

劇作家小説家

19世紀フランスを代表する劇作家・小説家。緻密な構成の『よくできた劇』で知られる。

1791年にフランスで生まれ、劇作家・小説家として活躍した。巧妙なプロットと緻密な構成により、『よくできた劇（well-made play）』の基礎を築いた。数百を超える戯曲を発表し、ヨーロッパ中の劇場で上演された。代表作には『ガラスの割れた鍋』などがあり、多くの脚本家に影響を与えた。 1861年に没し、その功績は後世の演劇界にも受け継がれた。

1791年ウジェーヌ・スクリーブ劇作家小説家 1861年