1958年

東京タワーの完工式。正式な営業を開始。

1958年、東京タワーが完成し、正式に営業を開始した。
1958年12月23日、東京・芝公園にそびえ立つ東京タワーの完工式が執り行われた。 高さ333メートルで当時世界一の自立式鉄塔。 テレビ・ラジオ放送の電波塔として機能を開始。 設計は内藤多仲、エッフェル塔に着想を得た美しいフォルムが特徴。 観光名所としても人気を博し、東京の象徴となった。
1958年 東京タワー
1964年

営団地下鉄東西線(現東京メトロ東西線)高田馬場駅 九段下駅間が開業。

1964年12月23日、営団地下鉄東西線の高田馬場駅〜九段下駅間が開業し、西東京と都心部のアクセスが大きく向上しました。
営団地下鉄(現:東京メトロ)東西線は1959年に最初の区間が開業しましたが、1964年12月23日の高田馬場〜九段下間の延伸により都心部への乗り入れを果たしました。 この延伸は1964年東京オリンピック開催に向けた交通対策の一環として計画され、観客輸送力の強化が目的でした。 開業当初から急行運転が実施され、地方からの来訪者にも利便性の高いダイヤが組まれていました。 その後も路線は東へ西船橋まで延伸し、千葉方面との結節点としての役割を担うに至りました。 現在では毎日多くの通勤通学客を運ぶ首都圏の重要路線として、また災害時の代替輸送路としても重宝されています。
1964年 東京メトロ東西線 高田馬場駅 九段下駅
1982年

日本電信電話公社(電電公社)が東京都の渋谷駅、新宿駅、数寄屋橋公園などにカード式公衆電話第1号を設置。

1982年12月23日、電電公社が従来の硬貨式に代わるカード式公衆電話を渋谷・新宿などに初設置し利便性が飛躍的に向上しました。
カード式公衆電話は、利用者があらかじめ購入したプラスチック製通信カードを挿入して通話する方式で導入されました。 これにより、小銭を用意する手間が省け、料金収受やメンテナンスの効率化が図られました。 第1号機は渋谷駅、新宿駅、数寄屋橋公園など人通りの多いエリアに設置され、多くの注目を集めました。 その後1990年代には全国に普及し、コンビニエンスストアでのカード販売も一般化しました。 携帯電話の普及で利用は減少しましたが、日本の通信インフラ進化を象徴する出来事です。
1982年 日本電信電話公社 渋谷駅 新宿駅 カード 公衆電話
2009年

富山地方鉄道富山軌道線(富山都心線)丸の内 西町間開業と環状運転開始。

富山地方鉄道の都心軌道線が一部区間で開業し、市街地を巡る環状運転が始まりました。
2009年12月23日、富山地方鉄道が運営する富山軌道線(愛称:富山都心線)の丸の内~西町間が開業し、環状運転が開始されました。 これにより富山市中心部の公共交通利便性が大幅に向上し、観光客や市民の日常移動が便利になりました。 新設区間は商業施設や観光スポットを結ぶルートとして注目され、沿線エリアの活性化が期待されました。 富山市の路面電車を活かした都市型交通モデルの一例として、高い評価を受けました。
2009年 富山地方鉄道富山軌道線
2011年

日本初の旅行会社専用列車、近畿日本鉄道15400系「かぎろひ」が運用開始。

旅行会社向けのチャーター列車「かぎろひ」が近鉄で運行を開始しました。
2011年12月23日、日本で初めて旅行会社専用の貸切列車として、近畿日本鉄道15400系「かぎろひ」が営業運行を開始しました。 この列車は観光客向けに展望スペースや女性専用車両を備え、豪華な内装と快適な座席が特徴です。 主に関西地方から奈良方面へのツアー用に運行され、沿線の歴史や文化を巡る観光サービスを提供しました。 定期列車とは異なる自由度の高いスケジュールや企画メニューが話題となり、観光輸送の新たな可能性を示しました。
2011年 近畿日本鉄道15400系