12月23日

2005年12月23日、京都大学アメリカンフットボール部の部員が女子学生を集団で襲い、性的暴行を加えた事件が発生しました。 被害学生の告発を受けて警察が捜査を開始し、複数の部員が逮捕・起訴されました。 裁判では部員の行為が厳しく追及され、有罪判決が確定しました。 この事件は大学スポーツ界の体質や指導体制の問題点を浮き彫りにし、大学側による再発防止策が求められました。 社会的にも性暴力への意識を高める契機となり、キャンパスでの安全対策強化や相談窓口の設置が進められました。

2012年12月23日、大阪市立桜宮高等学校の男子バスケットボール部において、部員への過度な体罰や暴言が原因とされる生徒の自殺が発生しました。 遺書や同級生の証言から顧問教諭による指導の実態が明らかになり、社会に大きな衝撃を与えました。 事件を受けて、学校教育現場での体罰禁止の徹底や指導方法の見直しが強く求められました。 文部科学省も再発防止策や相談体制の強化を検討し、教育制度全体の改善に向けた議論が活発化しました。