1672年
ジョヴァンニ・カッシーニが土星の衛星レアを発見。
イタリアの天文学者ジョヴァンニ・カッシーニが土星の衛星レアを発見しました。
1672年12月23日、パリ天文台のカッシーニは自作の望遠鏡を用いて土星の観測を行い、新たにレアと名付けられた衛星を確認しました。このレアは土星の第2衛星であり、後にタイタンとイアペトゥスの間に位置することが明らかになりました。発見は望遠鏡性能の飛躍と観測手法の精緻化を示し、惑星科学の発展に大きく貢献しました。カッシーニはその後も土星環の分裂(カッシーニの間隙)を発見するなど、天文学において多大な功績を残しました。レアの発見は当時の天文学界に新たな視点をもたらし、観測競争をさらに加速させました。
1672年
レア