嘉永7年11月4日
安政東海地震発生。
安政東海地震が発生し、東海道沿岸で大規模な被害と津波が発生しました。
1854年12月23日(嘉永7年11月4日)、マグニチュード8以上と推定される安政東海地震が静岡県沖を震源として発生しました。甚大な津波が駿河湾沿岸を襲い、多数の家屋倒壊や流失が生じました。死者・行方不明者は数千人に及び、地域社会に深刻な被害をもたらしました。幕府は被災地支援と復旧に乗り出し、地震観測や防災技術の研究が本格化する契機となりました。この地震は安政東海・南海地震の一部とされ、二つの大地震の連動性が後世の地震学研究で注目されるきっかけとなりました。
1854年
11月4日
安政東海地震