1885年

日本で内閣制度が発足。伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任して、第1次伊藤内閣を組閣。また、それに伴い官営鉄道の運営母体が「工部省鉄道局」から内閣所属「鉄道局」へと改組。

1885年に日本で内閣制度が導入され、伊藤博文が初代総理大臣に就任。併せて鉄道局の組織改編も行われました。
明治18年(1885年)12月22日、太政官制を廃し内閣制度が正式に発足しました。 初代総理大臣には伊藤博文が任命され、近代的な行政機構の基盤が整備されました。 同日、官営鉄道の運営主体が工部省鉄道局から内閣所属の鉄道局へ改組されました。 これにより鉄道政策は中央政府直轄の下で推進されることになりました。 近代国家への転換を象徴する重要な制度改革です。
1885年 内閣 伊藤博文 内閣総理大臣 第1次伊藤内閣
1989年

ベルリン・ブランデンブルク門の開通式。18年ぶりに自由通行。

1989年、ベルリン・ブランデンブルク門が18年ぶりに開放され、東西自由通行が再開した日。
1989年12月22日、ベルリンのブランデンブルク門が正式に開門され、西ベルリンと東ドイツの自由な往来が再開されました。 1961年のベルリンの壁建設以来封鎖されていた歴史的門が、市民の歓声と共に開放された瞬間は世界的な象徴となりました。 この開放はドイツ統一プロセスの重要な一歩と見なされ、翌年10月の再統一へ向けた流れを加速させました。 冷戦終結の象徴としてブランデンブルク門は平和と統一の象徴として広く認識されています。 現在も門付近は歴史を刻む観光名所として多くの人々を引きつけています。
ベルリン ブランデンブルク門
1989年

福岡県のJR九州・宮田線がこの日の運転限りで廃止。

1989年、福岡県のJR九州宮田線が廃止され、長年地域を支えた鉄道路線が姿を消した日。
1989年12月22日、JR九州は福岡県内を走る宮田線の最終運行を終え、同線を廃止しました。 宮田線は戦前の1930年代に開業し、地域住民の日常交通や貨物輸送に重要な役割を果たしてきました。 しかし利用客数の減少と維持費の高騰が続き、路線存続が困難と判断されました。 廃止後は代替バス路線が整備され、旧線路跡はサイクリングコースや遊歩道として再利用されました。 地域の交通再編を象徴する出来事として、地元住民にとって忘れがたい日となりました。
1989年 宮田線
2024年

ベトナムの最大都市ホーチミンで初の地下鉄、ホーチミン・メトロが開業する。

ベトナム最大の都市ホーチミンで初めての地下鉄が開業し、市民の移動利便性が大きく向上します。 全長約19.7kmで中心街と郊外を結ぶ14駅の路線です。
ホーチミン・メトロ第1号線はベンタン駅(1区)とスオイティエン駅(9区)を結ぶ全長約19.7km、駅数14駅の都市鉄道路線です。 建設は2012年に着工され、日本の政府開発援助(ODA)を含む国際協力により事業費約25億米ドルで進められました。 地下区間は約2.6kmを占め、バス路線の混雑緩和と市内交通の効率化を目指した大規模インフラプロジェクトです。 開業により所要時間が大幅に短縮され、通勤・通学の利便性向上や交通渋滞の緩和、環境負荷低減に寄与します。 ホーチミン市の都市計画において重要な転換点となり、今後の都市拡大と生活の質向上に貢献する基盤整備です。
2024年 ベトナム ホーチミン ホーチミン・メトロ