2001年
九州南西海域工作船事件が発生。
2001年12月22日、日本の九州南西海域で不審な高速工作船が発見され、海上保安庁と海上自衛隊による追跡・検挙が行われました。
2001年12月22日未明、九州南西海域で日本の海上保安庁と海上自衛隊が外国籍とみられる高速工作船を発見し追跡を開始しました。船体は機関砲で応戦するなど抵抗を示しつつ逃走を図りましたが、最終的にオイル漏れを起こし沈没しました。乗組員は消息不明となり、北朝鮮によるスパイ活動の疑いが強まりました。日本政府は海底からの引き上げ調査を行い、国際的な注目を集めました。事件は日朝関係にも影響を与えた象徴的な出来事とされています。
九州南西海域工作船事件