1936年

秋田県鹿角市にあった尾去沢鉱滓ダムが決壊。同ダムは同年11月20日に決壊し、修復中のところ再度決壊した。

1936年、秋田県鹿角市の尾去沢鉱滓ダムが決壊し、修復中に再度決壊した大規模な事故です。
1936年12月22日、秋田県鹿角市に位置する尾去沢鉱滓ダムが突然決壊しました。同ダムは同年11月20日に一度決壊し、修復工事中に再度崩壊したものです。ダムの決壊により下流域には大量の鉱滓や土砂が流出し、集落や道路が埋没、住民に避難勧告が出されました。事故調査では管理体制の問題や設計上の課題が指摘され、その後の鉱滓ダム安全対策強化の契機となりました。地域社会に大きな影響を与えたこの災害は、鉱山施設のリスク管理の重要性を改めて示しました。
1936年 秋田県 鹿角市 鉱滓ダム
1972年

ウルグアイ空軍機571便遭難事故でアンデス山中に墜落した乗客の生存者16人が71日ぶりに救出。

1972年、アンデス山中で墜落したウルグアイ空軍機の生存者16人が71日ぶりに救出された奇跡の生還劇。
1972年10月13日、ウルグアイ空軍機571便はアンデス山脈で墜落し、乗客・乗員45人のうち29人が死亡しました。 雪と氷に閉ざされた極限状態で食料が尽きた生存者たちは、同乗者の遺体を食糧として使うという極限の選択を迫られました。 12月20日には2人の生存者が外界へ救助を求めるため自力で行動を始め、極寒の山を越えて道を発見しました。 その後、12月22日に救助隊が到着し、合計16人の生存者が71日ぶりに救出されました。 過酷な環境での生還劇は世界中の注目を集め、後に書籍や映画にも描かれることとなりました。
1972年 ウルグアイ空軍機571便遭難事故
2005年

記録的な寒波で日本海側を中心に豪雪・暴風雪。東海地方・九州で12月の積雪記録を更新する歴史的大雪(平成18年豪雪)。新潟県では暴風雪により新潟大停電が発生。

2005年12月22日、記録的な寒波の影響で日本海側を中心に豪雪と暴風雪に見舞われ、東海地方や九州で12月の積雪記録が更新されました。
2005年冬、シベリア寒気団の南下により日本海側を中心に強い寒波が襲来し、各地で猛烈な雪と風が吹き荒れました。東海地方の高鷲町や九州北部では12月としての観測史上最高積雪を記録しました。新潟県では暴風雪によって送電網が寸断され、大規模な停電(新潟大停電)を引き起こしました。多くの道路や鉄道が運休・通行止めとなり、物流や日常生活に大きな混乱が生じました。自治体や自衛隊が除雪・復旧作業に当たり、被災地域の支援が急がれました。
2005年 豪雪 東海地方 九州 平成18年豪雪 新潟県 新潟大停電
2016年

糸魚川大火が発生。

2016年12月22日、新潟県糸魚川市中心部で大規模な火災が発生し、多数の建物が焼失しました。
2016年12月22日朝、新潟県糸魚川市の市街地にある製材所から出火し、強風に煽られて火勢が急速に拡大しました。密集した木造家屋が次々と炎に包まれ、地元消防や自衛隊も消防活動にあたりました。最終的に約147棟の建物が焼失し、住民は避難を余儀なくされました。負傷者は数十人に上りましたが、幸いにも死者は出ませんでした。火災後は地域再建に向けた支援や防災対策の強化が進められました。
2016年 糸魚川大火
2018年

インドネシア・スンダ海峡で大規模津波が発生(スンダ海峡津波)。

2018年12月22日夕刻、インドネシア・スンダ海峡で海底地滑りに伴う大規模津波が発生しました。
2018年12月22日、ジャワ島とスマトラ島の間に位置するスンダ海峡で、海底にあるクラカタウ火山の一部が崩落し大規模な津波を引き起こしました。津波は沿岸地域を襲い、多くの家屋や観光施設が被害を受けました。死者は400人を超え、数千人が負傷し行方不明者も出ました。通信や交通網が寸断され、救援活動は難航しました。国際的にも救援隊が派遣され、復旧支援が行われました。
2018年 インドネシア スンダ海峡 スンダ海峡津波