12月21日

出来事 - 戦争・紛争

69年

ローマ内戦: ウェスパシアヌスが元老院より皇帝に承認される。

西暦69年、「四皇帝の年」の最終段階で、ウェスパシアヌスが元老院の承認を得て皇帝に就任しました。
前年の混乱を経てウェスパシアヌスはローマ最大の包囲戦を勝利で終え、元老院から皇帝に選出されました。彼の治世は軍事と財政改革を中心とし、皇帝権の強化とインフラ整備が進められました。ウェスパシアヌス帝は民衆への配慮を示しつつ、帝国の再建を図りました。フラウィウス朝の創設者として、後継者ティトゥスやドミティアヌスへの円滑な政権移行を実現しました。この改革はローマの安定化と地域経済の復興に寄与しました。
69年 ローマ内戦 ウェスパシアヌス
1938年

駆逐艦HMSジャベリン進水。

イギリス海軍のJ級駆逐艦が進水。
HMSジャベリンはイギリス海軍が建造したJ級駆逐艦の1隻。 1938年に進水し、第二次世界大戦中に活躍。 優れた航速と兵装を備え、護衛任務や交戦で成果を挙げた。 戦後は練習艦として使われるなど長期間にわたり運用。 艦の進水は英国造船技術の象徴的な出来事とされる。
1938年 駆逐艦 HMSジャベリン
1989年

ルーマニア革命の勃発。 首都ブカレストで官製集会の最中に爆発事件が発生した。

東欧革命の一環としてルーマニア革命が勃発し、ブカレストでの暴動が政権崩壊の引き金に。
1989年12月21日、ルーマニア革命が勃発し、首都ブカレストでの官製集会中に爆発事件が発生。 これを契機に市民の反政府デモが激化し、チャウシェスク独裁体制の崩壊への流れが一気に進行。 抗議行動は国内各地に広がり、やがて共産党政権は崩壊、チャウシェスク夫妻は逮捕・処刑された。 ルーマニアは東欧諸国と同様に共産体制から民主化へと移行し、冷戦終結を象徴する出来事の一つとなった。 革命は市民の自由と人権への渇望を示し、欧州の政治地図を大きく塗り替えた。
1989年 ルーマニア革命 首都 ブカレスト