ニオイバンマツリ (匂蕃茉莉)
花言葉
- 青春の喜び
特徴
説明
南米原産の常緑低木で、「東洋のジャスミン」とも呼ばれます。最も特徴的なのは花色の変化で、咲き始めは濃い紫色、時間が経つにつれて薄い紫から白色に変わります。夜間には特に強いジャスミンに似た甘い香りを放ち、4月から7月にかけて美しい花を咲かせます。バンマツリの名は、外国(蕃)のジャスミン(茉莉)に似た花という意味に由来します。
豆知識
- 英名の「Yesterday-Today-and-Tomorrow」は花色の変化を表現した詩的な呼び名です
- ジャスミンと呼ばれますが、実際にはナス科でジャスミンとは全く異なる植物です
- 温室では一年中花を咲かせることができる周年開花植物です
- 1つの株で3つの異なる色の花を同時に楽しむことができる珍しい植物です
利用方法
観賞用
- 庭木として植栽
- 鉢植えでの観賞
- 香りを楽しむ夜香木として
薬用
- 南米では伝統的に解熱薬として使用
- 抗炎症作用があるとされる
注意: アルカロイドを含むため、素人による薬用利用は避けるべきです
食用
食用には適しません
その他
- 香料として利用される場合があります
毒性
毒性レベル: 弱い
有毒部位: 葉, 茎, 根
症状: 軽度の胃腸障害を起こす可能性があります