1960年

南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)結成。

1960年12月20日、南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)が結成されました。
南ベトナム解放民族戦線は旧ベトナム共和国政府に抵抗する反政府組織です。 1960年12月20日に正式に結成され、北ベトナムの支援を受けながらゲリラ戦を展開しました。 「ベトコン」の通称で知られ、農村部を中心に広範な支持を集めました。 この結成はベトナム戦争の本格的な拡大を象徴し、アメリカの軍事介入を招く一因となりました。 南北統一を目指した戦線は1976年のベトナム社会主義共和国成立まで活動を続けました。
1960年 南ベトナム解放民族戦線
1989年

アメリカ合衆国がパナマに侵攻。

1989年12月20日、アメリカ合衆国はパナマへの軍事侵攻を開始し、ノリエガ政権の打倒を目指しました。
1989年12月20日早朝、アメリカ合衆国は「正義の大義作戦(Operation Just Cause)」を発動しパナマへ軍事侵攻を開始しました。 侵攻の目的は麻薬取引関与や米市民の安全を脅かすとされたマヌエル・ノリエガ政権の排除と捕縛でした。 空挺部隊や海兵隊を中心とする米軍は約3週間にわたり作戦を展開し、パナマ防衛軍を制圧。 最終的にノリエガは亡命を余儀なくされ、親米暫定政権が樹立されました。 この侵攻は冷戦終結期の米国対外政策や国際法上の議論を呼び、現在も歴史的評価が分かれる出来事です。
1989年 アメリカ合衆国 パナマに侵攻