12月20日

1968年12月20日、カリフォルニア州サンフランシスコ周辺で「ゾディアック事件」の最初の殺人が発生しました。 犠牲者は17歳のベティ・ルー・ジェンセンと16歳のデイビッド・ファラデイで、バークレーマリン郡の郊外で車内で射殺されました。 犯人は後に「ゾディアック」と名乗り、謎めいた暗号や挑発的な手紙を地元メディアに送りつけました。 事件は未解決のまま迷宮入りし、数多くの専門家やアマチュア捜査家が挑みながらも犯人の特定に至っていません。 その恐怖と謎は現在も多くの書籍や映画で取り上げられ、アメリカ犯罪史でも屈指の未解決事件とされています。

1994年12月20日、東京都港区の日本テレビ本社に郵便爆弾が投函され、局内で爆発事故が発生しました。 爆発によりオフィスが損傷し、数名の職員が負傷しましたが、大規模な人的被害には至りませんでした。 犯人や動機は最終的に解明されず、不安感を残す未解決事件となっています。 この事件を契機に日本国内の郵便物検査体制が強化され、メディア企業のセキュリティ意識が高まりました。 現在もテロ対策や郵便物安全管理の重要性が語られる事件です。