天平宝字6年12月1日

多賀城碑が建立される。

奈良時代の東北地方にて、多賀城の正門前に多賀城碑が建立されました。
多賀城碑は762年に多賀城の歴史や築城の経緯を後世に伝えるために立てられた石碑です。 碑文には高句麗や蝦夷など当時の辺境情勢や朝廷の意向が記されています。 建立は元正天皇の勅命によるとされ、東北地方の政治的支配を象徴します。 考古学的資料として重要で、平安時代以降の地方行政や文化交流の解明に貢献しています。 現在は現地に復元された碑と史跡公園が整備され、多くの観光客が訪れます。
762年 天平宝字 12月1日 多賀城碑
1939年

大日本音楽著作権協会(日本音楽著作権協会〈JASRAC〉の前身)設立。

1939年12月20日、大日本音楽著作権協会が設立され、後のJASRACの基礎が築かれました。
大日本音楽著作権協会は音楽著作物の権利保護と管理を目的として設立されました。作曲家や作詞家、音楽出版社の著作権を一元的に管理し、使用許諾や利用料の徴収を行う組織としての役割を担いました。戦後の混乱期を経て1951年に日本音楽著作権協会(JASRAC)へと改称され、現在に至るまで国内最大の音楽著作権管理団体として機能しています。創立当初から演奏や放送など多様な用途に対応し、日本の音楽産業の発展に寄与しました。著作権制度の普及と権利者保護の基盤を築いた重要な転機でした。
1939年 日本音楽著作権協会