1910年

徳川好敏工兵大尉が代々木錬兵場でアンリ・ファルマン機で、日野熊蔵陸軍歩兵大尉がハンス・グラーデ機で、日本初の動力飛行に成功。

徳川好敏と日野熊蔵が日本で初めて動力飛行に成功した歴史的瞬間です。
1910年12月19日、東京・代々木練兵場において日本陸軍の徳川好敏大尉がアンリ・ファルマン機で、 日野熊蔵大尉がハンス・グラーデ機で相次いで飛行に成功しました。 両者は短距離ながら安定した飛行を達成し、公式に日本初の動力飛行と認められました。 この成功は日本における航空技術研究の端緒となり、後の軍用・民間航空発展に大きく寄与しました。 以降、日本は飛行機製造や飛行士養成に力を注ぎ、国産機開発が急速に進展しました。
1910年 徳川好敏 代々木錬兵場 アンリ・ファルマン機 日野熊蔵 日本初
1955年

原子力基本法公布。

1955年12月19日、日本で原子力基本法が公布され、原子力利用の基本原則が定められた。
原子力基本法は1955年12月19日に公布され、原子力開発の目的と原則を規定。 法は「専ら平和目的」に限ること、安全確保、国際協力の推進などを明記。 公布を受けて原子力委員会や原子力研究所の設立が進み、原子力利用の体制が整備された。 エネルギー政策の柱として原子力発電所の建設が本格化した。 一方で安全性や廃棄物処理の課題も浮上し、国民的議論を呼んだ。
1955年 原子力基本法
1966年

国連総会で宇宙条約が採択。

1966年12月19日、国連総会で宇宙条約(宇宙空間平和利用条約)が採択された。
正式名称は「宇宙空間における国家間の活動に関する条約」。 1966年12月19日に国連総会第21回会議で採択され、翌1967年に発効。 宇宙探査の平和目的利用、国家主権の否定、軌道上および天体の非軍事化などを定めた。 加盟国は宇宙における責任や損害賠償の原則も遵守する義務を負う。 現在も多くの宇宙開発国が署名・批准し、宇宙法の基礎となっている。
1966年 宇宙条約
1968年

第9次越冬隊(隊長・村山雅美)が日本人として初めて南極点に到達。雪上車を使用。

1968年、日本人として初めて南極点に到達した偉業。雪上車を用い、極寒の地を踏破した。
日本の第9次南極地域観測隊の越冬隊長・村山雅美が率いたチームは 1968年12月19日、南極点到達に成功。彼らは雪上車を駆使して長距離を移動し、 極地探検技術と観測体制の確立に大きく貢献した。 この到達は日本の極地研究史における画期的な出来事であり、 後の南極観測プロジェクトにおける基盤を築いた。
1968年 越冬隊 村山雅美 日本人 南極点 雪上車
1972年

アメリカの最後の有人月宇宙船「アポロ17号」が地球に帰還。

1972年、アメリカ最後の有人月面宇宙船アポロ17号が地球に帰還。人類最後の月面探査を終えた。
アポロ17号は1972年12月7日に打ち上げられ、指揮官ユージン・サーナンと科学飛行士ハリソン・シュミットらを乗せ、 月面での最終探査を行った。 12月19日に地球帰還。本ミッションでは月面での地質調査やサンプル採取、 テレビ生中継などが実施され、現在に至るまで人類最後の月面有人飛行となった。 その成果は宇宙科学に大きな知見をもたらした。
1972年 アポロ17号
1974年

世界初の個人ユースのコンピュータAltair 8800が発売される。

1974年、世界初の個人向けコンピュータAltair 8800が発売。ホビイスト向けキットとして大きな注目を集めた。
Altair 8800はMicro Instrumentation and Telemetry Systems社が開発したキット型マイクロコンピュータで、 Intel 8080プロセッサを搭載。 発売価格は397ドルであったが、多くのホビイストや大学研究者に衝撃を与え、 後のパーソナルコンピュータ市場の先駆けとなった。 本機の登場がビル・ゲイツとポール・アレンによるMicrosoft設立の契機ともなり、 コンピュータ史における重要な一歩とされる。
1974年 コンピュータ Altair 8800
2000年

W3CがXHTML Basicの仕様を勧告。

2000年12月19日、W3Cが携帯端末などの限られた環境向けにXHTML Basicの仕様を正式に勧告しました。
XHTML BasicはHTML 4とXMLの利点を組み合わせたマークアップ言語で、軽量かつ拡張性が特徴です。 モバイル機器や組み込み機器などリソース制限のある環境での利用を想定して策定されました。 W3Cの勧告により、携帯電話やPDAなどでWebコンテンツを標準的に表示する指針が示されました。 その後、XHTML BasicはMXMLやXHTML-MPなど他のモバイル向け規格の基礎にもなりました。 ウェブ標準の発展に寄与し、レスポンシブデザインやアクセシビリティの先駆けと評価されます。
2000年 W3C XHTML Basic