1892年

チャイコフスキーのバレエ『くるみ割り人形』が初演される。

チャイコフスキー作曲のバレエ『くるみ割り人形』が1892年にサンクトペテルブルクで初演された。
チャイコフスキーは1870年代から構想を温め、1891年に音楽を完成させた。 1892年12月18日にペテルブルクのマリインスキー劇場でバレエ『くるみ割り人形』が初演され、幻想的な音楽と華やかな舞台が観衆を魅了した。 序曲『花のワルツ』など名曲が散りばめられ、その後クリスマスシーズンの定番作品となった。 物語は少女クララとくるみ割り人形の冒険を描き、愛らしいキャラクターと豊かなオーケストレーションが特徴である。 その後、ロシア革命などの影響で一時上演が途絶えたが、世界中で再評価され続けている。
1892年 チャイコフスキー くるみ割り人形
1898年

上野公園にある西郷隆盛像の除幕式が行われる。

上野公園に西郷隆盛の銅像が建立され、除幕式が行われました。
記念碑は日露戦争後の国家的隆盛を背景に作られ、彫刻家・高村光雲が原型を手掛けた。 1898年12月18日、上野公園の噴水前広場で除幕式が実施され、多くの市民が参列して西郷隆盛の偉業を称えた。 像は西郷が愛した愛犬とともに立つ姿で表現され、その親しみやすい造形は市民の人気を集めた。 戦後も上野のシンボルとして親しまれ、東京の名所としても広く知られている。 その後、銅像は幾度かの修復を経ながらも現在に至るまで保存されている。
1898年 上野公園 西郷隆盛像
1987年

ゲームソフトファイナルファンタジーシリーズ第1作『ファイナルファンタジー』が発売。

スクウェア(現スクウェア・エニックス)がファミコン向けRPG『ファイナルファンタジー』を発売し、人気シリーズが始動。
1987年12月18日、スクウェアは家庭用ゲーム機ファミコン用ソフト『ファイナルファンタジー』を発売。 ディレクターは坂口博信、音楽は植松伸夫が担当し、コマンド選択式のターン制RPGとして高い評価を獲得。 当初は会社存続の危機を救う「最後の幻想」として開発されましたが、大ヒットを記録。 以降、ナンバリングタイトルと派生作品が世界中で展開し、RPGジャンルを代表するシリーズへと成長。 シリーズはストーリーや音楽、ビジュアル面で常に革新を続け、ゲーム業界に大きな影響を与えています。
ファイナルファンタジーシリーズ ファイナルファンタジー