12月17日

1903年12月17日、ノースカロライナ州キティホークでライト兄弟が動力付き飛行機『フライヤー号』を4回にわたり飛行させ成功。 初飛行は約12秒、飛行距離37メートルに達し、近代航空時代の幕開けとなりました。 彼らは自作のエンジンとプロペラ、操縦装置を独自に開発し飛行機を完成。 実験と改良を重ねた結果、制御可能な人力飛行を実現しました。 この成功は世界中に航空技術研究の波を起こし、輸送や軍事利用へと発展しました。

1935年12月17日、アメリカのダグラス社が開発した双発プロペラ旅客機DC-3が初飛行を成功させました。従来機より高速性と航続距離を大幅に向上させ、商業航空の普及を加速。快適な客室と信頼性の高いエンジンにより、世界中の航空会社で長期間運用されました。第二次世界大戦中は輸送機としても活躍し、軍用モデルC-47として大量生産。戦後は再び民間に戻り、多くの国で現役を長く保った傑作機です。

1957年12月17日、アメリカ陸軍は世界初の大陸間弾道ミサイル（ICBM）Atlasの試験発射を成功させました。この実験は冷戦期の軍事技術競争において画期的成果とされ、長距離核抑止能力の実現に一歩近づきました。Atlasは液体燃料ロケットエンジンを使用し、数千キロメートル級の射程を持つ初の兵器システム。後の宇宙打ち上げロケットへの技術転用にも大きな影響を与えました。

PlayStation Portableの後継機として、高解像度有機ELディスプレイやデュアルアナログスティックを搭載。高速通信機能やPS3とのリモートプレイにも対応しました。 専用メモリーカードの導入やタッチパッドなど新機能が注目され、国内外で人気ソフトが多数リリースされました。 携帯ゲーム機市場におけるソニーのプレゼンスを維持する一方、スマートフォンゲームの台頭など競合環境の変化も課題となりました。