ラケナリア

学名: Lachenalia aloides
科名: キジカクシ科

花言葉

  • 継続
  • 持続する愛
  • 移り気
  • 変化

特徴

花色:

説明

ラケナリアは南アフリカ原産のキジカクシ科の球根植物です。2枚だけの葉を付け、中央に伸びる花茎には赤、黄、緑などの複色の管状の花を多数つけます。日本へは昭和初期に渡来した比較的新しい園芸植物で、花色が豊富で蕾の状態から開花まで色がゆっくり変化していく特徴があります。花持ちがよく2週間から1ヶ月ほど美しい花を楽しめます。

豆知識

  • 学名はスイスの植物学者ワーナー・ド・ラ・ケナルにちなんで名付けられました
  • 約100種もの品種が南アフリカに自生しています
  • 蕾から開花まで花色が変化する珍しい特徴があります
  • 日本には昭和初期に渡来した比較的新しい園芸植物です

利用方法

観賞用
  • 切り花として花束やアレンジメントに使用
  • 鉢植えとして室内装飾
  • 寄せ植えの素材として利用
薬用

注意: 特に薬用効果は知られていません

食用

食用ではありません

その他
  • 園芸研究の対象
  • 品種改良の材料

毒性

症状: 特に毒性は報告されていません

クリスマスホーリー (西洋柊)

学名: Ilex aquifolium
科名: モチノキ科

花言葉

  • 清廉潔白
  • 将来の見通し
  • 神を信じます
  • 用心

特徴

花色:

説明

クリスマスホーリーは西アジアからヨーロッパ南部、アフリカ北部原産のモチノキ科の常緑樹です。4月から5月に花が咲き、その後になった実は11月頃から赤く色づきます。葉の縁にはのこぎりの刃のようなギザギザとしたトゲがあり、古くから魔よけの力があるとされてきました。キリスト教では神聖な植物とされ、トゲトゲの葉や赤い実はキリストの苦悩と血を表すとされています。

豆知識

  • 日本のヒイラギとは全く別の植物で、前者はモチノキ属、後者はモクセイ属です
  • クリスマスケーキのデコレーションとしても使われることがあります
  • 実の付き方でその年の冬の寒さを予測する言い伝えがありました
  • 魔除けの力があると信じられ、民家、店、教会、墓地などに飾り付けられました

利用方法

観賞用
  • クリスマスリースの材料
  • 室内装飾用の枝物
  • 庭園の観賞樹
薬用
  • 民間療法で発熱や関節痛に使用されることがある

注意: 実には毒性があるため注意が必要です

食用

食用ではありません。実は有毒です。

その他
  • 樹皮からタンニンの採取
  • 木材として利用

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 実(ベリー), 葉

症状: 実を大量摂取すると嘔吐、下痢、眠気などの症状が現れることがあります

ストレリチア (極楽鳥花)

学名: Strelitzia reginae
科名: ゴクラクチョウカ科

花言葉

  • 気どった恋
  • 輝かしい未来
  • 恋の伊達者
  • 寛容
  • すべてを手に入れる

特徴

花色:

説明

ストレリチアは南アフリカ原産のゴクラクチョウカ科の多年草です。1~3mまで成長し、株が成熟すると鳥のような形をしたオレンジ色と鮮やかな青紫色の花を咲かせます。葉は扇のような丸みを帯びた形で放射状に広がり、その独創的で美しい花姿から「極楽鳥花」という和名がつけられました。花もちがよく2週間以上美しさを保ち、観葉植物としても切り花としても人気があります。

豆知識

  • 学名はイギリスのシャーロット王妃の旧姓ストレリッツ家にちなんで名付けられました
  • ロサンゼルス市の公式花として採用されています
  • 1つの蕾から何度も花を咲かせる特徴があります
  • 南アフリカのアパルトヘイト時代に自由の象徴として親しまれました

利用方法

観賞用
  • 観葉植物として室内装飾
  • 切り花として花束やアレンジメント
  • 庭園の観賞用植物
薬用

注意: 特に薬用効果は知られていません

食用

食用ではありません

その他
  • 生け花の素材
  • ショーウィンドウのディスプレイ
  • 風水植物として利用

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 種子

症状: 種子を大量摂取すると軽い胃腸障害を起こす可能性があります

ハンノキ (榛の木)

学名: Alnus japonica
科名: カバノキ科

花言葉

  • 忍耐
  • 剛勇
  • 不屈の心
  • 荘厳

特徴

花色:

説明

ハンノキは日本の低地の湿地や水田のあぜなどに見られるカバノキ科の落葉高木です。高さ10~20mまで成長し、水辺を好む特性があります。早春に葉に先だって雌雄同株の花を咲かせ、雄花穂は枝先に垂れ下がり、雌花穂は楕円形で紅紫色を帯びます。根に根粒菌が共生しており、栄養の乏しい湿地でも丈夫に育つことができます。樹皮や球果からタンニンや染料が採られ、古くから利用されてきました。

豆知識

  • 古名を榛(はり)といい、開墾の意の古語「墾(はり)」がもとになっています
  • 根に根粒菌が共生していてマメ科植物のように窒素固定ができます
  • 1月から6月ごろまで花粉が飛散し、春の花粉症の原因の一つです
  • 湿地でも酸欠にならない特殊な根の構造を持っています

利用方法

観賞用
  • 公園の植栽
  • 水辺の景観樹
  • 湿地庭園の素材
薬用
  • 樹皮は民間療法で止血や消炎に使用されることがある

注意: 専門的な知識なしに薬用利用するのは避けてください

食用

食用ではありません

その他
  • 樹皮からタンニンの採取
  • 染料の原料
  • 木材として利用
  • 湿地の土壌改良

毒性

症状: 特に毒性は報告されていませんが、花粉はアレルギーの原因となることがあります