12月15日の出来事 - 戦争・紛争 | calendar.web-standard.org

天正4年11月25日

三瀬の変織田信長・信雄父子が北畠具教・長野具藤など北畠一族を暗殺する。

1576年、織田信長と信雄父子が三瀬の変で北畠一族を襲撃し、北畠具教らを暗殺しました。

三瀬の変は伊勢国で起きた内紛で、北畠氏と織田氏の勢力争いが背景にありました。織田信長は嫡男・信雄を伴い、1576年12月15日に密かに北畠具教や長野具藤らを討ち取り、北畠一族の勢力を一掃しました。この事件により北畠氏は大きく衰退し、伊勢平定が加速しました。織田氏の勢力拡大と内政安定に寄与した一方で、武力による討伐の残虐性も指摘されます。戦国時代の権力闘争の厳しさを象徴する事件として知られています。

1576年天正三瀬の変織田信長信雄北畠具教長野具藤北畠

1812年

シモン・ボリバルがコロンビアのカルタヘナ・デ・インディアスでスペインへの徹底抗戦を誓うカルタヘナ宣言を発表。

1812年、シモン・ボリバルがカルタヘナ宣言を発表し、スペインへの徹底抗戦を誓いました。

シモン・ボリバルは南米独立運動の中心人物であり、「解放者」と呼ばれました。カルタヘナ・デ・インディアスで発表されたカルタヘナ宣言は、スペインからの独立達成への意志を表明したものです。同宣言でボリバルは植民地支配の不正を批判し、自由と平等の理念に基づく独立運動の正当性を訴えました。この宣言は独立戦争の士気を高め、多くの支持を集める契機となりました。後のスペイン領南米諸国の独立に大きな影響を与えた歴史的文書として知られています。

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1864年

南北戦争: ナッシュビルの戦い。

1864年、南北戦争のナッシュビルの戦いが行われました。

ナッシュビルの戦いは南北戦争後期の重要戦闘で、テネシー州ナッシュビル周辺で起こりました。北軍と南軍が市街地や川沿いなどで激しい攻防戦を展開し、戦況が拮抗しました。北軍は補給線を確保しつつ南軍を押し返し、戦術的勝利を収めました。この勝利により北軍は戦略的に南部内部へ進攻する足がかりを得ました。戦闘は両軍に多くの死傷者を出し、北米大陸での内戦の悲劇を象徴する一戦とされています。

1864年南北戦争ナッシュビルの戦い

1896年

第一次エチオピア戦争開始

1896年第一次エチオピア戦争

1937年

スペイン内戦: テルエルの戦いはじまる。

1937年12月15日、スペイン内戦でテルエルの戦いが始まりました。

スペイン内戦の中盤戦に位置するテルエルの戦いが、国民党軍と共和国軍の激しい攻防戦として開幕しました。冬季の寒冷な条件下で戦闘が行われ、多数の犠牲者が出る過酷な戦いとなりました。当初共和国軍が奪取するなど戦線は流動的で、戦術的・心理的にも重要な意義を持ちました。戦いの結果、国民党軍は要衝のテルエルを再奪回し、共和国側は戦略的損失を被りました。この戦闘はスペイン内戦の転機のひとつとされ、両軍の戦力消耗に大きく影響しました。

スペイン内戦テルエルの戦い

2011年

イラクに駐留していたアメリカ軍が解散し、2003年から続いていたイラク戦争が終結。

2011年12月15日、イラクに駐留していたアメリカ軍が完全撤収し、2003年から続いたイラク戦争が終結しました。\n長年に及んだ紛争の幕引きに、中東情勢は新たな局面を迎えます。

2003年3月に始まったイラク戦争は大量破壊兵器の抑止を名目に展開されました。\n開戦直後にバグダッド陥落やフセイン政権崩壊を迎えた後も内戦状態が続きました。\n駐留米軍は治安維持や復興支援を担いながら抵抗勢力との衝突を続けました。\n2011年末までに段階的な部隊撤退が進められ、12月15日に最後の部隊がイラクを離れました。\n約8年間に及ぶ米軍駐留を経て、イラク政府への治安責任移譲が完了しました。\n長期紛争の終了は地域の安定化に向けた重要な一歩と評価されました。

2011年 2003年イラク戦争