1914年

福岡の方城炭鉱でガス爆発事故。死者687人。

1914年12月15日、福岡県の方城炭鉱でガス爆発事故が発生し、687人が死亡しました。
当時国内有数の規模を誇っていた方城炭鉱で鉱内作業中にガスが爆発し、多数の作業員が巻き込まれました。 事故は坑内の通気や安全管理の問題が背景にあり、炭坑労働の過酷さを改めて浮き彫りにしました。 救助活動は困難を極め、多くの被災者が救助される前に犠牲となりました。 この事故を契機に炭鉱安全法の強化や監督体制の見直しが進められることとなりました。 現在も慰霊碑が建立され、炭鉱で働いた人々の犠牲を伝えています。
1914年 方城炭鉱
1970年

対馬海峡で韓国の連絡船南営号沈没事故起こる。死者300人以上。

対馬海峡で運航中の韓国連絡船『南営号』が沈没し、300人以上が犠牲に。
1970年12月15日夜、韓国の連絡船『南営号』が対馬海峡付近で沈没事故を起こしました。 荒天の中、航行中に転覆し船体が浸水、乗員乗客300人以上が海中に投げ出されました。 救助活動は地元漁船や海上保安庁などが協力して行われたものの、多くの犠牲者が発生。 事故の原因は過積載や不十分な安定性確認とされ、その後の海運安全規制強化に繋がりました。 忘れられない海難事故として韓国と日本双方の海事史に刻まれています。
1970年 南営号沈没事故
2008年

都営地下鉄三田線の白金高輪駅でボヤ。乗務員の喫煙が原因。

都営地下鉄三田線白金高輪駅で乗務員の喫煙が原因とされるボヤが発生しました。 けが人はなく、安全対策の見直しが求められました。
2008年12月15日、都営地下鉄三田線の白金高輪駅構内で小規模な火災(ボヤ)が発生しました。 原因は乗務員の喫煙によりタバコの吸殻が残っていたこととされ、駅構内の通路で出火しました。 駅員や消防によって速やかに消火され、乗客にけがは報告されませんでした。 この事故を受け、東京都交通局では乗務員の喫煙場所や安全管理体制の再点検が行われました。 公共交通機関における安全意識向上の必要性が改めて認識された出来事です。
2008年 都営地下鉄三田線 白金高輪駅
2022年

北海道の知床半島沖で観光船「KAZU1」が沈没し、20名が死亡、6名が行方不明になった 知床遊覧船沈没事故について、国の運輸安全委員会が、沈没に至る経過報告書を公表する。

2022年12月15日、運輸安全委員会が知床遊覧船『KAZU1』沈没事故の経過報告書を公表しました。\n同事故では20名が死亡、6名が行方不明となっています。
2022年4月23日に知床半島沖で発生した観光船『KAZU1』沈没事故。\n乗客乗員計26名が乗船し、船体の損壊や浸水により短時間で沈没。\n事故では20名が死亡し、6名が行方不明となりました。\n12月15日、運輸安全委員会が事故の経過報告書を公表。\n報告書では操船ミスや過積載、天候変化への対応不足が指摘されました。\nまた、緊急時の連絡体制やマニュアルの不備も明らかにされました。\n今後の観光船運航における安全基準強化に向けた提言が盛り込まれています。
2022年 北海道 知床半島 知床遊覧船沈没事故