1939年

第二次世界大戦・冬戦争: 国際連盟がフィンランド侵攻を理由にソ連を除名。

国際連盟がソ連をフィンランド侵攻を理由に除名しました。
1939年、ソ連はフィンランドへの侵攻を開始し冬戦争が勃発しました。これに反発した国際連盟は12月14日の総会でソ連を理事国から除名する決議を採択しました。加盟国の多くが侵略行為への非難を表明し、ソ連には経済制裁や外交的孤立が科されました。しかし、実際の戦況には大きな影響を与えられず、冬戦争は翌年3月まで続きました。除名は国際連盟の権威と平和維持機能の限界を浮き彫りにし、第二次世界大戦への過程を象徴する出来事となりました。
1939年 第二次世界大戦 冬戦争 国際連盟 フィンランド ソ連
1995年

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争: 紛争3か国が和平協定「デイトン合意」に調印。

ボスニア紛争の当事国3カ国がペンシルベニア州デイトンで和平協定に署名し、戦闘が終結へ向かった。
1995年12月14日、アメリカ・オハイオ州デイトンでボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の当事国であるユーゴスラビア共和国、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナが和平協定に調印した。 「デイトン合意」と呼ばれるこの協定は、90年代初頭から続いた激しい民族間衝突を終結させる画期的な一歩となった。 協定には領土の分割や自治権の付与、国際監視体制の導入が盛り込まれた。 NATO主導の多国籍軍が平和維持を担い、住民の安全確保に努めた。 デイトン合意の調印後も緊張は残ったが、実質的な停戦が実現し、紛争終結への道が開かれた。 この合意は戦後の国際紛争解決のモデルケースとも評されている。
1995年 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 デイトン合意