1204年

モーシェ・ベン=マイモーン

(1135 - 1204)

ユダヤ教のラビ、哲学者

ユダヤ教のラビ 哲学者
中世ユダヤ教の名ラビで、『悩める人のための指針』を著した哲学者。 自然科学から法学まで幅広く精通し、後世の思想に大きな影響を与えました。
1135年、コルドバに生まれる。 ユダヤ法学の集大成『ミシュネ・トーラー』を編纂。 哲学書『悩める人のための指針』で理性と信仰の調和を説いた。 医学・天文学にも造詣が深く、多くの注釈書を残した。 イスラム・ユダヤ学問の架け橋として中世思想界に貢献。 その業績はユダヤ教のみならずキリスト教・イスラム教圏にも影響を及ぼしました。
1204年 モーシェ・ベン=マイモーン ユダヤ教 ラビ 哲学者 1135年
1901年

中江兆民

(1847 - 1901)

思想家

思想家
「東洋のルソー」と称された明治期の思想家。
1847年に肥後国(現熊本県)で生まれる。 フランスに留学し、ルソーや社会契約論を学ぶ。 帰国後、『西洋事情』などの著作で自由民権運動を支援し、個人の権利を論じた。 代表作『民約訳解』は政治制度の基礎を平易な日本語で解説した画期的な訳書。 1901年に没し、その思想は後の民主主義運動に大きな影響を与えた。
1901年 中江兆民 思想家 1847年
1983年

安岡正篤

(1898 - 1983)

陽明学者

陽明学者
陽明学を研究し、後進を育成した日本の思想家。
1898年に生まれ、東京帝国大学で学んだ後、陽明学の研究に専念。古典に基づく実践的な学問を重視し、多くの講演や著作を通じて理念を普及。戦前・戦後を通じて日本の教育界や官界にも影響を与え、多数の門弟を輩出。倫理と精神修養を重視する姿勢は現代においても評価される。1983年に逝去。
1983年 安岡正篤 陽明学者 1898年