明治3年閏10月20日

官設鉄道(国鉄の前身)の建設母体が「民部省鉄道掛」から「工部省鉄道掛」へと改組。

官設鉄道の運営組織が民部省から工部省へ改組されました。
1870年12月12日(明治3年閏10月20日)、官設鉄道建設を担う組織が改組されました。 それまで鉄道事業を担当していた民部省鉄道掛が解消され、工部省鉄道掛が新設されました。 この改編は明治政府の近代化政策の一環で、技術導入と組織強化を狙いとしました。 鉄道企画から建設、運営までを専門的に扱う体制が整備され、敷設事業が加速しました。 日本初の鉄道開通に向けた制度的基盤を築く重要なステップと評価されています。
1870年 明治 閏10月20日 官設鉄道 民部省 工部省
1966年

中央本線初の特急列車「あずさ」がデビュー。

1966年12月12日、中央本線で初の特急列車「あずさ」が運行を開始しました。 東京と松本を結ぶ新たな高速列車として注目を集めました。
特急「あずさ」は中央本線初の優等列車としてデビュー。 配置された485系電車は最高速度120 km/hで、従来列車より大幅な所要時間短縮を実現。 東京~松本間の所要時間は約5時間から3時間程度に短縮されました。 途中、八王子・松本・塩尻など主要駅に停車し利便性を向上。 以来「あずさ」は沿線観光やビジネス輸送の主力として長く親しまれています。
1966年 中央本線 あずさ
2000年

都営地下鉄大江戸線が全線開通。

2000年、東京都の都営地下鉄大江戸線が全線で運行を開始し、環状路線が完成した。
都営地下鉄大江戸線は1991年に一部区間で開業し、約9年間の工事を経て全線が完成しました。 2000年12月12日には環状部分を含む全38駅・40.7kmの路線が公式に開通しました。 この路線は都心の主要エリアを環状に結び、都営地下鉄と都心部の利便性を大幅に向上させます。 車両にはリニアモーター駆動が採用され、騒音低減や省エネルギーが図られました。 開通当初から多くの乗客を集め、東京の公共交通網に新たな軸を加えました。
都営地下鉄大江戸線