1953年

青森県新和村一家7人殺害事件。青森県中津軽郡新和村(現:弘前市)で一家7人が射殺され、現場の家が全焼し1人が焼死した。

1953年12月12日、青森県新和村で一家7人が射殺・放火により死亡した惨事が起きました。
当時の新和村(現弘前市)で、ある一家7人が深夜に何者かに銃撃され、さらに家屋に放火される凄惨な事件が発生しました。犠牲となったのは父母と子ども数名を含む7名で、焼死者も発生しました。地元警察は徹底的な捜査を行いましたが、動機や犯人の特定には至らず、未解決のまま社会に大きな衝撃を与えました。日本の戦後治安史における重大事件の一つとして語り継がれています。
1953年 青森県新和村一家7人殺害事件 青森県 中津軽郡 新和村 弘前市
1965年

古谷惣吉連続殺人事件(警察庁広域重要指定105号事件):西日本(近畿地方・九州)にて独居老人8人を殺害したとして指名手配されていた古谷惣吉が兵庫県西宮市内(芦屋市との境界付近)で逮捕される。

1965年12月12日、西日本で孤立する老人を次々と襲った古谷惣吉が兵庫県西宮市で逮捕されました。 警察庁広域重要指定105号事件として全国的な捜査が展開された事件です。
古谷惣吉は1965年に近畿・九州地方で独居老人8人を相次いで殺害した容疑で指名手配。 警察庁の広域重要指定第105号事件として大規模捜査が行われました。 12月12日、兵庫県西宮市と芦屋市の境界付近で潜伏先を急襲され逮捕。 被害者の多くは孤立しやすい高齢者で、事件は社会に大きな衝撃を与えました。 その後の裁判で死刑判決が確定し、極めて残虐な犯行が広く警鐘を鳴らしました。
1965年 古谷惣吉連続殺人事件 警察庁広域重要指定 西日本 近畿地方 九州 独居老人 指名手配 古谷惣吉 兵庫県 西宮市 芦屋市 逮捕
1969年

イタリアでフォンターナ広場爆破事件が発生。

1969年12月12日、ローマのフォンターナ広場で銀行支店を狙った爆破事件が発生しました。 イタリア国内で大きな衝撃をもたらした歴史的事件です。
フォンターナ広場爆破事件は、ミラノの銀行支店を標的としたテロリズムの一環として発生。 当時、17人が死亡、88人が負傷し、イタリア「暗黒の十年(Anni di piombo)」の幕開けと言われました。 過激派組織オルディネ・ノーヴォ(Ordine Nuovo)が関与したとされ、国家の陰謀説も浮上。 司法的には50年以上を経た1990年代に至ってようやく実行犯が特定されるなど、未解決の部分が多く残りました。 この事件はイタリア社会の分断と政治的不安定を象徴する出来事となりました。
1969年 イタリア フォンターナ広場爆破事件
1971年

興亜観音・殉国七士之碑爆破事件起こる。

1971年12月12日、東京・市ヶ谷の興亜観音像と殉国七士之碑が爆破されました。 政治的背景を持つテロ事件として注目されました。
興亜観音・殉国七士之碑爆破事件は、戦前の戦没者慰霊碑が標的となった過激派のテロ行為。 現場では碑の一部が大きく破壊され、当時の社会に衝撃を与えました。 犯行声明や動機は明らかにされず、身代わりや過去の軍国主義への批判が背景にあるとも言われています。 警察・司法当局は組織的犯罪の可能性を調査しましたが、完全な解明には至りませんでした。 以後、この事件は国内の政治的緊張と警備体制見直しの契機となりました。
1971年 興亜観音・殉国七士之碑爆破事件