1908年
北原白秋、木下杢太郎らが青年文芸・美術家の懇談会「パンの会」を結成。
北原白秋らが文学と美術を結びつける懇談会「パンの会」を結成しました。
1908年12月12日、詩人・北原白秋と評論家・木下杢太郎らが『パンの会』を結成しました。
同会は青年文芸家や美術家が集い、詩歌・短歌・批評・絵画など表現の自由な交流を目指しました。
名称の由来はフランス語の『pain(パン)』を通じて文化の糧を分かち合う意図によるとされます。
会合では互いの創作物を批評し合い、新感覚派の萌芽ともなった斬新な試みが展開されました。
この運動は大正期の新興芸術運動に影響を与え、日本近代文学史において特筆されます。
1908年
北原白秋
木下杢太郎
パンの会