1957年

百円硬貨を発行。

日本で百円硬貨の発行が開始されました。
1957年12月11日、日本政府は百円硬貨の発行を開始しました。それまで百円は紙幣で流通していましたが、硬貨化により耐久性と利便性が向上しました。最初の百円硬貨は銀製で表面に「百円」、裏面に桐の花のデザインが施されました。1967年の貨幣法改正以降は銅ニッケル合金製に変更され、現在の形状に至っています。百円硬貨の登場は日本の戦後復興期における貨幣制度整備の一環として重要な節目となりました。
1957年 百円硬貨
1959年

三井三池鉱山で退職勧告に応じない1278人に指名解雇を通告。三井三池争議が始まる。

三井三池鉱山で大規模な労働争議「三井三池争議」が始まりました。
1959年12月11日、三井三池鉱山の経営側が1278人の労働者に退職勧告に応じない場合は指名解雇する旨を通告しました。これを契機に三井三池労働組合と会社側の対立が激化し、全国的な注目を集める争議に発展しました。争議は約半年にわたり続き、警察や機動隊の介入による衝突も発生しました。高度経済成長期の労働問題を象徴する事件として歴史に刻まれています。最終的に和解に至りましたが、労働組合運動や労使関係の在り方に大きな影響を与えました。
1959年 三井三池鉱山 三井三池争議
2001年

中華人民共和国が世界貿易機関 (WTO) に加盟。

中国が15年にわたる交渉を経て、2001年12月11日にWTOに正式加盟し、国際貿易のルールに参加しました。
中国は改革開放政策を進める中で、世界貿易機関(WTO)への加盟を目指して1995年に申請を行いました。 各国との複雑な交渉を重ね、関税削減や市場開放など多岐にわたる問題点を協議。 2001年に最終的な合意が形成され、同年12月11日に正式加盟を果たしました。 加盟後、中国は輸出入を拡大し、世界経済における影響力を大きく高めました。 この出来事は中国の急速な経済成長とグローバル化の象徴として知られています。
2001年 中華人民共和国 世界貿易機関
2008年

FBIが史上最大級の巨額詐欺事件でバーナード・L・マドフを逮捕。

米FBIが大規模ポンジ・スキームを仕組んだマドフを逮捕。
2008年12月11日、米連邦捜査局(FBI)はバーナード・L・マドフを証券詐欺容疑で逮捕。 マドフは史上最大級とされる約650億ドルに上る投資詐欺(ポンジ・スキーム)を運営していました。 被害者には個人投資家や機関投資家が含まれ、損失総額は数千億円規模に達しました。 この事件は金融業界の規制強化や投資家保護の必要性を改めて浮き彫りにしました。 後にマドフは刑務所で懲役150年の判決を受けました。
2008年 FBI バーナード・L・マドフ