1911年
浪花節の桃中軒雲右衛門が日本初のレコードの吹き込みを行う。
浪花節の芸人・桃中軒雲右衛門が日本初のレコード吹き込みを行いました。
1911年12月9日、浪花節の名手・桃中軒雲右衛門が日本で初めての音声レコード録音を実施。
当時、レコード技術は欧米から輸入されたばかりで国内普及の端緒となりました。
浪花節の語り口や節回しが初の音響媒体に記録された意義は大きい。
録音は蓄音機用の円盤レコードに行われ、その復刻盤も後世に残されています。
日本の音楽・演芸文化が近代化する契機となりました。
1911年
桃中軒雲右衛門