1911年

浪花節の桃中軒雲右衛門が日本初のレコードの吹き込みを行う。

浪花節の芸人・桃中軒雲右衛門が日本初のレコード吹き込みを行いました。
1911年12月9日、浪花節の名手・桃中軒雲右衛門が日本で初めての音声レコード録音を実施。 当時、レコード技術は欧米から輸入されたばかりで国内普及の端緒となりました。 浪花節の語り口や節回しが初の音響媒体に記録された意義は大きい。 録音は蓄音機用の円盤レコードに行われ、その復刻盤も後世に残されています。 日本の音楽・演芸文化が近代化する契機となりました。
1911年 桃中軒雲右衛門
1995年

白川郷・五箇山の合掌造り集落が日本で6件目の世界遺産に登録される。

1995年12月9日、日本の伝統的建造物である白川郷・五箇山の合掌造り集落が世界遺産に登録され、国際的評価を受けました。
白川郷(岐阜県)と五箇山(富山県)の合掌造り集落は、茅葺き屋根の急勾配建築が特徴的な伝統的集落。 1995年12月9日に日本で6件目、文化遺産として世界遺産登録。 厳しい豪雪にも耐える構造や地域社会の生活文化が高く評価された。 登録後は保存修復や景観保全の取り組みが本格化。 国内外からの観光客が増加し、地域振興にも貢献。 住民による伝統技術継承やワークショップも活発に行われている。
白川郷・五箇山の合掌造り集落 世界遺産