12月09日の命日 - 宗教家・聖職者

1565年

ピウス4世

(1499 - 1565)

第224代ローマ教皇

トレント公会議の完結を導いた教皇。教会改革と文化保護に努めた。

1499年、ミラノ近郊に生まれ、本名はジョヴァンニ・アンジェロ・メーディチ。 1559年に第224代ローマ教皇に選出される。トレント公会議の最終章を主導し、教会内改革を具体化。教皇勅書『Cum ex apostolatus officio』を発布し、聖職者の規律強化に注力。バチカン宮殿の改修を行い、教会美術の振興にも寄与。 1565年に没し、対宗教改革期の指導者として評価される。

1565年ピウス4世ローマ教皇 1499年

1669年

クレメンス9世

(1600 - 1669)

第238代ローマ教皇

寛容な調停者として知られた教皇。慈善事業と和解政策を推進。

1600年、イタリアのソトリヴェトに生まれ、法学と神学を学ぶ。多くの外交任務を経て教皇庁で要職を歴任。 1667年に第238代ローマ教皇として即位。穏健な性格でフランス・スペイン間の緊張緩和に努め、慈善事業を奨励。公共建築の修復や芸術保護にも力を注ぎ、短い治世ながら温和な改革を実施。 1669年に没し、その人柄から「平和の教皇」と称された。

1669年クレメンス9世 1600年

1882年

佐田介石

(1818 - 1882)

浄土真宗本願寺派の僧

浄土真宗本願寺派の僧侶として布教と寺院運営に尽力した。

佐田介石は1818年に生まれ、若くして得度し浄土真宗本願寺派の僧侶となった。各地で布教活動を行い、信徒の教育と寺院改革に貢献した。本願寺派の教学研鑽に力を注ぎ、後進の育成にも努めた。晩年まで仏教教育に専心し、1882年にその生涯を閉じた。その生涯は門徒社会に深い信仰の理解をもたらした。

1882年佐田介石浄土真宗本願寺派僧 1818年

2020年

織田無道

(1952 - 2020)

僧侶、タレント

僧侶タレント

真言宗の僧侶であり、テレビタレントとしても活躍した。仏教の教えをユーモアを交えて紹介し、幅広い世代に支持された。

織田無道（おだむどう）は真言宗の僧侶として修行を重ねる一方で、バラエティ番組やトークショーに多数出演し、仏教の教えをわかりやすく伝えました。独特のキャラクターとユーモアあふれる語り口で人気を博し、僧侶という枠にとらわれない活動を展開。著書も多数出版し、宗教とエンターテインメントの融合を体現した存在です。

織田無道僧侶 1952年

2021年

他阿真円（加藤円住）

(1919 - 2021)

時宗僧侶、時宗第74世法主、元岡崎市議会議員

時宗僧侶時宗第74世法主元岡崎市議会議員

時宗第74世法主として宗教活動を統括し、地域政治にも関与した僧侶。

他阿真円（かとうえんじゅ、本名加藤円住）は時宗第74世法主として寺院運営と信徒教育を統括しました。1919年生まれ。岡崎市議会議員も務め、仏教の教えを地域社会に根づかせる活動に力を注ぎました。長年にわたり宗教的指導と地域福祉の向上に貢献した人物です。

2021年他阿真円時宗僧侶法主岡崎市議会 1919年