カンガルーポー

学名: Anigozanthos spp.
科名: ハエモドルム科

花言葉

  • 不思議
  • 好意
  • あなたは皆を楽しませる

特徴

花色:

説明

細い毛に覆われて、先が6片に裂けた筒状の花が、カンガルーの前足に似ているので、この名前が付いています。オーストラリア西南部の限られた地域にのみ自生する植物で、赤や黄色の品種が多く見られますが、近年はピンクや淡いグリーンなどの新しい品種も登場しています。

豆知識

  • 学名のAnigozanthosは「開く花」を意味するギリシャ語が語源です
  • 西オーストラリア州には12種類のカンガルーポーが自生しています
  • 花の毛は実際には小さな鱗片状の構造物です
  • 野生では山火事の後に特によく花を咲かせます

利用方法

観賞用
  • 切り花として人気
  • エキゾチックなフラワーアレンジメント
  • ドライフラワー
薬用

注意:

食用

その他
  • 観光業での装飾
  • オーストラリア土産としての栽培

毒性

症状:

プリムラ・オブコニカ (常盤桜)

学名: Primula obconica
科名: サクラソウ科

花言葉

  • 少年時代の希望
  • 初恋
  • 青春

特徴

花色:

説明

開花期が冬から春と比較的長く、サクラソウの種類の中では大きめのソフトな色合いの花を咲かせます。葉や茎に触れるとかぶれを起こすことがあるので注意が必要です。中国原産の多年草ですが、日本では夏の暑さに弱いため一年草として扱われることが多いです。

豆知識

  • 別名「ポイズン・プリムローズ」と呼ばれることもあります
  • 品種改良により、かぶれにくい園芸品種も登場しています
  • 学名の「Primula」は「最初の」という意味のラテン語が語源です
  • 「obconica」は「逆円錐」という意味で花の形に由来します

利用方法

観賞用
  • 鉢植えとして室内装飾
  • 寄せ植えのアクセント
  • 冬から春の花壇
薬用

注意: 皮膚に触れるとかぶれる可能性があるため、取り扱い時は手袋を着用してください。

食用

その他

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉, 茎

症状: 皮膚に触れるとかぶれや炎症を起こすことがあります。

キク (菊)

学名: Chrysanthemum morifolium
科名: キク科

花言葉

  • 高貴
  • 長寿と幸福
  • 誠実
  • あなたを愛しています

特徴

花色:

説明

中国から奈良時代末期から平安時代初期に日本に伝来したとされる菊は、皇室の紋章として使用され、日本文化に深く根ざした花です。重陽の節句(9月9日)では菊の花を愛でる習慣があり、不老長寿の象徴とされています。現在では様々な品種があり、大輪から小輪まで多彩な花形と色彩を楽しむことができます。

豆知識

  • 学名の「Chrysanthemum」は「黄金の花」を意味するギリシャ語が語源です
  • 日本では菊の品種数は数千種類に及ぶとされています
  • 菊人形は江戸時代から続く日本独特の文化です
  • 16弁の菊花紋は天皇家の紋章として使用されています

利用方法

観賞用
  • 切り花として花束やアレンジメント
  • 庭植えや鉢植え
  • 菊人形や菊花展示
薬用
  • 漢方薬として解熱、消炎作用
  • 菊花茶として眼精疲労の改善

注意: アレルギー体質の方は注意が必要です。

食用
  • 花弁
  • つぼみ
その他
  • 防虫効果のある天然殺虫剤
  • 染料として使用

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉, 茎

症状: 一部の品種では皮膚炎やアレルギー反応を起こすことがあります。

グロリオサ (狐百合)

学名: Gloriosa superba
科名: イヌサフラン科

花言葉

  • 燃える情熱
  • 勇敢
  • 栄光

特徴

花色:

説明

葉先が巻きひげになり、他の植物に巻きひげを絡みつけることで高さ3メートルにも達することがある球茎を持つ落葉性の多年生植物です。花弁は炎のように反り返り、赤と黄色のグラデーションが美しく、まさに栄光という名前にふさわしい華麗な姿を見せます。7月から9月にかけて開花し、切り花として人気が高い花です。

豆知識

  • 学名の「Gloriosa」はラテン語で「見事な、栄光ある」という意味です
  • 球根が山芋に似ているため、誤食事故が時々発生します
  • つる性の性質を利用して、フェンスやトレリスに這わせることができます
  • ジンバブエの国花であり、同国の国旗にも描かれています

利用方法

観賞用
  • 切り花として高級花束
  • つる性植物として庭園装飾
  • 温室での観賞用栽培
薬用
  • 伝統医学での関節炎治療(注意が必要)

注意: 球根に有毒成分コルヒチンが含まれるため、取り扱いには十分注意が必要です。

食用

その他

毒性

毒性レベル: 強い

有毒部位: 球根, 全草

症状: コルヒチンやグロリオシンという毒素により、消化器症状、呼吸困難、重篤な場合は死に至ることもあります。