成道会(仏教)

釈迦が悟りを開いた日。多くの国の仏教寺院で「成道会」法要が開かれる。

釈迦が悟りを開いた日を記念する仏教行事です。 各地の寺院で法要が開かれ、僧侶の説法や勤行が行われます。
成道会(じょうどうえ)は、釈迦がゴータマ・シッダールタとして悟りを開いた日を記念する行事です。 日本をはじめ、中国、韓国、ベトナムなど多くの仏教国で12月8日に開催されます。 寺院では読経や法話、施餓鬼供養が行われ、参拝者は悟りの教えに触れます。 日本では伝統的に紅白の菓子が供えられ、仏前で詠経が行われることがあります。 現代では檀家や檀信徒が寺を訪れ、仏教学習や座禅会を体験する機会ともなっています。
成道会 仏教 釈迦

聖母の無原罪の御宿りの祭日(カトリック教会)

1854年のこの日、ローマ教皇ピウス9世により無原罪の御宿りがカトリックの教義として認められたことを記念。

1854年に教皇ピウス9世が無原罪の御宿りを定義したことを祝うカトリックの祭日です。 聖母マリアが原罪なしにこの世に宿ったことを記念します。
聖母の無原罪の御宿り(Immaculate Conception)は、マリアが原罪から免れてこの世に誕生したとする教義を祝う日です。 1854年12月8日に教皇ピウス9世が『ウンディ・オムニウム』という教令を発布し、公式教義として定めました。 この祭日は主にカトリック教会で盛大に祝われ、ミサや祈祷が行われます。 世界各地の大聖堂や教会ではマリア像の周りに花飾りを施し、行列を行うこともあります。 信徒はマリアの取り次ぎを願い、罪の赦しや平安を祈るとされます。 なお、アメリカ合衆国やスペインなどでは国の祝日として祝われる地域もあります。
無原罪の御宿り カトリック教会 1854年 ピウス9世