1877年
トーマス・エジソンが、自身が発明した蓄音機で初めて人の声を録音する。
1877年、トーマス・エジソンが自身の発明した蓄音機を使い、初めて人の声を録音しました。
発明家トーマス・エジソンは1877年に蓄音機の試作品で人声を録音することに成功しました。
最初の録音は『メリーさんのひつじ』の一節とされ、ミニチュアの蝋円筒に刻まれました。
この技術は音声の保存・再生の可能性を初めて示し、音響記録の歴史的出発点となります。
蓄音機は後に商業化され、音楽産業や情報伝達手段として急速に普及しました。
録音技術の発展は20世紀の大衆文化形成にも大きな影響を与えました。
1877年
トーマス・エジソン
蓄音機
1957年
アメリカ初の人工衛星「ヴァンガードTV3」を打ち上げようとするが、打ち上げ直後に発射台で爆発。
ヴァンガードTV3の打ち上げが発射台で爆発し、アメリカ初の人工衛星計画が失敗に終わりました。
1957年12月6日、アメリカ初の人工衛星を目指したヴァンガードTV3の打ち上げが失敗しました。
発射直後に第1段ロケットが爆発し、衛星は軌道に乗ることなく破壊されました。
この挫折はソ連のスプートニク成功に対するアメリカの焦りを象徴しました。
後にヴァンガード計画は継続され、成功衛星の打ち上げへとつながりました。
冷戦時代の宇宙開発競争における重要なエピソードです。
1957年
ヴァンガードTV3
1982年
東京地裁が「コンピュータのプログラムは著作物に該当」という初の判断。
コンピュータプログラムを著作権法で保護される著作物と認めた日本初の司法判断が示された日。
1982年12月6日、東京地方裁判所はソフトウェアのプログラムを著作権法上の『著作物』に該当するとする画期的な判決を下しました。本判決は当時急速に普及しつつあったコンピュータソフトの法的地位を明確化するもので、ソフトウェア産業の発展とクリエイターの権利保護に大きく寄与しました。以降、日本の著作権法においてプログラムの著作権が確立され、ライセンス契約や不正コピー防止の法的根拠となりました。IT産業の健全な発展に欠かせない判例として現在も重要視されています。幅広い業界でソフトウェア開発のビジネスモデル形成に影響を与えました。
1982年
東京地裁
プログラム
著作物
2008年
マウイ島ハレアカラ山頂にて、地球近傍天体観測プロジェクト・パンスターズが活動開始。
2008年12月6日、マウイ島ハレアカラ山頂にてパンスターズ望遠鏡が観測活動を開始した。
パンスターズ(Pan-STARRS)は地球近傍天体の早期発見を目的とする望遠鏡プロジェクトである。
マウイ島ハレアカラ山頂に設置された直径1.8メートルのシュミット望遠鏡が観測を担当する。
2008年12月6日の稼働開始以降、多数の小惑星や彗星が検出され、宇宙衝突リスク評価に貢献した。
観測データは国際天文学コミュニティで共有され、天体科学の進展に大きく寄与している。
その後の機器増設と性能向上によって、小天体研究の最前線を支え続けている。
マウイ島
ハレアカラ山頂
地球近傍天体
パンスターズ
2020年
小惑星探査機「はやぶさ2」の回収カプセルが地球に帰還。
2020年12月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」の回収カプセルが地球に無事帰還した。
はやぶさ2はJAXAが2014年に打ち上げた小惑星探査機で、リュウグウからサンプルを採取した。
帰還カプセルは大気圏再突入後、オーストラリア内陸部の砂漠に着地し、無事回収された。
カプセル内には微小な小惑星試料が収められており、宇宙初期の物質研究に大きな期待が寄せられている。
試料は国内外の研究機関で分析され、太陽系進化や生命起源の解明に貢献している。
このミッションの成功は日本の宇宙探査技術の高さを示し、世界的に高く評価された。
2020年
小惑星探査機
はやぶさ2