1956年

ビームラーオ・アンベードカル

(1891 - 1956)

政治家、思想家

政治家 思想家
インド独立後の政治家・思想家で、インド憲法の父と称される。
1891年にマハーラーシュトラ州で生まれ、英米で法学と経済学を学ぶ。 帰国後、ダリット(不可触民)の権利向上に生涯を捧げた。 1947年のインド独立時には憲法草案起草委員会の委員長を務め、『インド憲法の父』と呼ばれる。 仏教に改宗し、社会改革運動を推進。著作『原始仏教と現代社会』などで影響力を発揮。 1956年に没するまで、カースト制度廃絶を訴え続けた。
1956年 ビームラーオ・アンベードカル 政治家 思想家 1891年
1961年

フランツ・ファノン

(1925 - 1961)

思想家

思想家
マルティニーク出身の精神科医・思想家。植民地支配の批判で知られる。
1925年にフランス領マルティニークで生まれ、精神科医として教育を受ける。 第二次世界大戦後、アルジェリア戦争に従軍し、植民地支配の実態を目撃。 著書『黒い皮膚・白い仮面』『地に呪われた人々』などで植民地主義を理論的に批判。 脱植民地化運動やポストコロニアル研究に大きな影響を与えた。 1961年に36歳で病没したが、その思想は現在も研究・議論され続けている。
1961年 フランツ・ファノン 1925年