1952年

ロンドンスモッグ発生、12000人の死者を出す惨事となる。

1952年12月5日、ロンドンで濃密なスモッグが発生し、多数の死者を出しました。
1952年12月5日から数日間、ロンドン市街は史上最悪とされるスモッグに包まれました。 石炭燃焼による硫黄酸化物と気象条件が重なり可視距離は数メートルに低下。 呼吸器疾患で数千人が死亡し、被害者の総数は約12,000人と推定。 この惨事を契機にイギリスで大気汚染対策法が制定され、クリーンエア法発布につながりました。
1952年 ロンドンスモッグ
2004年

関東地方で季節外れの温帯低気圧が接近し、観測史上初の12月の夏日を記録。

2004年12月5日、関東地方で観測史上初となる12月の夏日を記録しました。
関東地方に季節外れの温帯低気圧が接近した影響で気温が急上昇しました。 冬本番を控えた12月に25℃以上の夏日を記録したのは観測開始以来初めてです。 異常気象の一例として注目を集め、気候変動の議論にも影響を与えました。 この記録は短期間で更新されず、冬の気候パターンの脆弱さを示しています。 その後も気象学者による詳細な調査が行われ、貴重なデータとなっています。
2004年 関東地方 温帯低気圧 12月 夏日