1915年

東京株式市場が暴騰。第一次大戦景気が始まる。

1915年、東京株式市場が急騰し、第一次世界大戦による好景気が到来した。
1915年12月4日、東京株式市場で株価が急激に上昇し、第一次世界大戦景気が本格化しました。 戦争特需に伴い日本の輸出産業が好調となり、企業業績が向上したことが株価上昇を牽引しました。 紡績や軽工業を中心に投資熱は国内全域に広がり、株式市場の売買高は過去最高を記録しました。 この好景気は日本における戦後初の本格的な景気拡大期とされ、その後の経済成長の基盤となりました。 当時の投資家の熱狂ぶりは後の株式市場の発展にも大きな影響を与えました。
1915年 東京株式市場 第一次大戦景気
1988年

家庭用ゲーム機としては世界初となるCD ROM媒体を採用した『CD ROM』がNECホームエレクトロニクスにより発売される。

1988年12月4日、NECホームエレクトロニクスが家庭用ゲーム機として世界初のCD-ROMドライブ『CD-ROM』を発売しました。
NECホームエレクトロニクスの『CD-ROM』は、CD-ROM媒体を採用した初の家庭用ゲーム機周辺機器です。 従来のカートリッジと比較して大容量ソフトの収録が可能となり、より複雑なゲーム開発を後押ししました。 また、メディアコストの削減や耐久性の向上など、開発者とユーザー双方に新たな利点をもたらしました。 一方で機器価格の高さやディスクアクセス速度への課題も指摘されました。 この製品は後のCD-ROM採用ゲーム機の普及に大きな影響を与えました。
家庭用ゲーム機 CD-ROM CD-ROM NECホームエレクトロニクス
1991年

パンアメリカン航空が倒産し、運航停止。

1991年12月4日、アメリカの大手航空会社パンアメリカン航空(パンナム)が経営破綻により運航を停止しました。
パンアメリカン航空は1927年に創業し、国際線ネットワークを世界に広げた象徴的な航空会社でした。 しかし長年の巨額債務と競争激化に加え、燃料費高騰や管理体制の問題が経営を圧迫。 1991年12月4日に連邦破産法の適用を申請し、全路線の運航を停止しました。 同社の倒産は航空業界全体に衝撃を与え、その後の市場再編を促す契機となりました。 現在はブランドが一部存続していますが、かつての栄光は伝説となっています。
1991年 パンアメリカン航空 倒産