1971年

スイス・モントルーのモントルー・カジノで行われたフランク・ザッパのコンサートで、観客が撃った照明弾により火災が発生。ディープ・パープルの楽曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の題材となる。

1971年12月4日、スイスのモントルー・カジノで行われたフランク・ザッパのコンサート中に観客が照明弾を発射し火災が発生しました。
フランク・ザッパ率いるバンドはモントルー・カジノで公演中、観客が発射した照明弾が天井に引火し大規模な火災が発生しました。 観客は避難しケガ人は出ませんでしたが、会場は財産的損害を受けました。 この出来事を見聞したディープ・パープルは「Smoke on the Water」という曲を制作し、火災の様子を歌詞に反映させました。 同曲は後にロック史に残る名曲となり、コンサート会場でのおける安全管理の重要性を示すエピソードとして語り継がれています。 数十年を経た現在でも「Smoke on the Water」はモントルー火災の象徴的楽曲として知られています。
1971年 モントルー モントルー・カジノ フランク・ザッパ 照明弾 ディープ・パープル スモーク・オン・ザ・ウォーター
1982年

映画『E.T.』が日本で公開。1997年(平成9年)公開の『もののけ姫』に抜かれるまで、邦画と洋画の配給収入、歴代1位を記録。

1982年12月4日、日本でスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『E.T.』が公開されました。
『E.T.』は地球に取り残された宇宙人と少年の心温まる交流を描き、公開初週から大ヒットしました。 日本での配給収入は邦画を含む歴代作品で1位を記録し、1997年の『もののけ姫』まで首位の座を維持しました。 特にクリスマスシーズンの公開が功を奏し、老若男女を問わず幅広い層の支持を獲得しました。 音楽や映像美、感動的なストーリーは日本の映画ファンに強い印象を残し、現在でも名作として語り継がれています。 公開を機にSF映画やファミリー向け作品の認知度が高まり、映画興行の新たな可能性を示しました。
映画 E.T. もののけ姫
2024年

ユネスコ世界無形文化遺産が発表される。日本の伝統的酒造りが選出される。

2024年12月4日、ユネスコ世界無形文化遺産に日本の伝統的酒造りが登録されました。
日本酒の醸造技術や発酵文化、杜氏による伝統的な知識と技術が評価され、世界無形文化遺産に選ばれました。数百年にわたって地域社会と結びつき、風土と共生してきた酒造りの文化遺産としての価値が国内外で認知されます。登録により、保存・継承活動の強化や地域活性化が期待されており、日本酒への関心が一層高まっています。
無形文化遺産