秩父夜祭

国・地域: 日本

埼玉県秩父市の秩父神社の例大祭。京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えらており、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録された。江戸時代の寛文年間(1661~72)には祭りが存在していた記録があり、300年余りの歴史がある。12月2日が宵宮で、12月3日が本祭。笠鉾2基と屋台4基の山車が、まちなかを曳き回る。

日本三大曳山祭の一つ、秩父神社の例大祭です。
埼玉県秩父市で毎年12月2日の宵宮、3日の本祭として開催。 江戸時代寛文年間から約300年の歴史を誇る伝統行事。 笠鉾2基、屋台4基の豪華絢爛な曳山が街中を練り歩く様子は圧巻。 2016年にユネスコ無形文化遺産に登録され、国内外から多くの観光客を集める。 夜の花火や提灯の灯りに包まれた幻想的な雰囲気も見どころです。
日本 埼玉県 秩父市 秩父神社 京都祇園祭 飛騨高山祭 ユネスコ 無形文化遺産 江戸時代 12月2日

諸手船神事

国・地域: 日本

島根県松江市美保関町の美保神社で齋行される神事。大国主命が国譲りの際に、美保神社の祭神・事代主命(恵比須様)に諸手船で使者を送ったという古事記などの故事にちなみ、毎年この日に行なわれる。「青柴垣神事」と並ぶ美保神社2大神事のひとつで、厳寒の美保関港から、2槽の古代船に乗り込んだ白装束の氏子たちが海へと漕ぎ出していく。氏子たちは対岸の社の下を折り返すと岸まで競争し、到着後は櫂で激しく海水を掛け合い、大国譲りの様子を再現する。

美保神社の伝統神事、白装束の氏子が古代船で海へ出る儀式です。
島根県松江市美保関町の美保神社で毎年12月3日に斎行。 大国主命が事代主命(恵比須様)に使者を送った故事に由来。 氏子たちが白装束で古代船2隻に乗り込み、対岸を目指して漕ぎ合う。 到着後は競漕の勝敗を祝い、櫂で海水を掛け合う勇壮な光景が見られる。 古代の海上交通や神話世界を現代に伝える貴重な伝統行事です。
日本 島根県 松江市 美保関町 美保神社 大国主命 事代主命 古事記