1959年

東京で日本初の個人タクシーの営業認可。

1959年12月3日、東京で日本初の個人タクシー営業が認可されました。
1959年12月3日、東京都で初めて個人がタクシー営業を行うことが認可されました。 それまでタクシー事業は主に事業者団体によって運営されており、個人参入は制限されていました。 新制度により、自家用車を使って個人ドライバーがタクシー営業を行う道が開かれました。 この改革はドライバーの収入向上やサービスの多様化をもたらし、都市交通の選択肢を増やしました。 後のハイヤー制度や個人タクシー制度の発展につながり、現在のタクシー業界の礎となりました。 個人タクシーは地域に密着したサービスとして、幅広い利用者層に支持されています。
個人タクシー
1979年

電電公社が東京23区内で自動車電話のサービスを開始。

電電公社が東京23区で自動車電話サービスを開始し、日本初の移動通信時代が幕を開けました。
1979年12月3日、電電公社(現NTT)は東京23区内において日本初の自動車電話サービスを開始しました。 このサービスは車両に搭載した専用端末を用い、当時としては画期的な移動中の通話を可能にしました。 通信はアナログ方式で、基地局の設置箇所が限られていたため利用エリアは狭かったものの、ビジネスシーンで重宝されました。 その後の技術革新により携帯電話へと進化し、日本のモバイル通信インフラの礎となりました。
1979年 電電公社 東京23区 自動車電話
1985年

NTTがフリーダイヤルのサービスを開始。

NTTがフリーダイヤルサービスを開始し、無料通話の利便性を全国に広めました。
1985年12月3日、NTTは全国でフリーダイヤルサービス(0120番号)を開始しました。 加入者は通話料金を気にせず問い合わせや注文ができるようになり、企業のコールセンター運営が活性化しました。 国内で初めて無料通話方式を採用し、消費者保護や顧客サービス向上に大きく寄与しました。 フリーダイヤルは現在も企業間や消費者間のコミュニケーション手段として広く利用されています。
1985年 NTT フリーダイヤル
1994年

智頭急行智頭線が開業。

智頭急行智頭線が開業し、鳥取県と岡山県を結ぶ新たな鉄道路線が誕生しました。
1994年12月3日、第三セクター方式の鉄道会社・智頭急行は智頭線を開業しました。 この路線は岡山県上郡駅から鳥取県智頭駅までを結び、地域交通の利便性を大幅に向上させました。 山間部を通るルートで建設には多くの土木技術が投入され、観光路線としても期待されました。 地元自治体や住民の期待に応え、地域振興や交流人口増加に寄与しています。
1994年 智頭急行智頭線
2010年

中国高速鉄道のCRH380Aが試験走行で最高速度486.1 km/hを記録。

CRH380Aが試験走行で最高速度486.1 km/hを達成しました。 中国の高速鉄道技術力を象徴する記録です。
中国の高速鉄道技術を代表するCRH380Aは、2010年12月3日に試験走行中に486.1 km/hという当時の世界最高速度を達成しました。 この記録は、車両性能や線路、制御システムの技術的進歩を示しています。 一般的な高速鉄道の運用速度は350 km/h程度ですが、本試験では空力性能や車体振動の解析が徹底的に行われました。 試験走行は専用線路で行われ、安全性と信頼性を確保するための各種試験が実施されました。 CRH380Aの成果は、その後の量産車への技術転用や国際的な高速鉄道プロジェクトに活かされました。
2010年 中国高速鉄道 CRH380A km/h
2011年

平成23年台風第12号に伴う豪雨の被害により和歌山県内の一部の区間で不通となっていた、JR紀勢本線が約3カ月ぶりに全線で運転を再開。

平成23年台風第12号の豪雨で不通となっていた紀勢本線が 約3カ月ぶりに全線で運転を再開しました。
2011年6月下旬から7月上旬にかけて発生した台風第12号は、和歌山県を中心に記録的な豪雨をもたらし、JR紀勢本線の紀和〜新宮間で土砂崩れや橋梁被害が発生しました。 一部区間は線路の流失や盛土の崩壊により運休を余儀なくされました。 地元住民の通勤・通学や観光客の移動に大きな支障が出て、復旧作業が急がれました。 駅構内や線路周辺の土砂除去、橋脚補強、線路再敷設などの復旧工事が約3カ月間にわたり進められました。 2011年12月3日、全線で運転が再開され、地域経済や観光の回復に大きく貢献しました。 JR西日本は復旧にあたり、安全対策の強化や早期対応体制の整備を進めました。
2011年 平成23年台風第12号 紀勢本線