1926年
改造社が1冊1円の『現代日本文学全集』の刊行を開始。他社が追従し円本ブームとなる。
1926年12月3日、改造社が1冊1円の『現代日本文学全集』の刊行を開始し、円本ブームを巻き起こしました。
1926年12月3日、出版社改造社は廉価な全集シリーズ『現代日本文学全集』の刊行を発表しました。
1冊1円という価格設定は当時の読書普及を大きく促進し、他社も追随しました。
この「円本」ブームにより、多くの名作文学が一般層にも手軽に届くようになりました。
読書文化の大衆化を後押しし、図書市場の拡大にも寄与しました。
円本の成功は日本の出版史における一大転機とされています。
改造社
円本