12月03日の命日 | calendar.web-standard.org

311年

ディオクレティアヌス

(244 - 311)

ローマ皇帝

3世紀末から4世紀初頭にローマ帝国を統治し、帝国の行政改革を実施した皇帝。キリスト教徒への迫害を主導したことでも知られる。

ディオクレティアヌス（244年 - 311年）は、ローマ帝国の皇帝として284年に即位しました。帝国の行政・軍事改革を進め、四分統治制（テトラルキア）を導入して領域の安定を図りました。また、自身の退位後も平和的に権力を移譲した初の皇帝とされます。しかし、キリスト教徒に対する大規模な迫害を主導し、後世に議論を呼ぶ存在となりました。引退後はスミルナで余生を過ごし、311年に没しました。

311年ディオクレティアヌスローマ皇帝 244年

1137年

ロタール3世

(1075 - 1137)

神聖ローマ皇帝

12世紀初頭の神聖ローマ皇帝としてイタリア遠征を行い、皇帝権の確立を試みた君主。

ロタール3世（1075年 - 1137年）は、1125年に神聖ローマ皇帝として即位しました。皇帝権の強化を目指し、度重なるイタリア遠征を行い教皇との折衝に努めました。国内では貴族勢力との関係調整に奔走し、封建制度下での統治を維持しました。しかし在位中は政務と遠征の両立に難航し、統治基盤の脆弱さも露呈しました。 1137年に没し、12世紀初頭の神聖ローマ帝国の動向を象徴する皇帝となりました。

1137年ロタール3世神聖ローマ皇帝 1075年

正統9年10月24日

尚忠王

(1391 - 1444)

琉球国王

琉球王国の第5代国王として明との貿易を強化し、国内統治を推進した王。

尚忠王（1391年 - 1444年）は、琉球王国の第5代国王として即位しました。在位中に明との貿易を活性化させ、琉球王国の国際的地位を高めました。国内では中央集権的な政治体制の整備に努め、士族の台頭を抑制しました。また、暮らしや文化の振興にも力を注ぎました。正統9年10月24日に永眠しました。

1444年正統 10月24日尚忠王琉球国王 1391年

1490年

ジュリアーノ・ダ・マイアーノ

彫刻家

イタリア・ルネサンス期の彫刻家。石彫や木彫、建築装飾にも携わった多才な芸術家。

ジュリアーノ・ダ・マイアーノ（生年不詳 - 1490年）は、イタリア・ルネサンス期の彫刻家です。フィレンツェやミラノで活躍し、石彫や木彫を手がけました。建築装飾や家具デザインにも精通し、多彩な才能を発揮しました。優雅な造形と緻密なディテールで知られ、宮殿や教会の装飾に貢献しました。 1490年に没し、その作品は現在もイタリア各地に残されています。

1490年ジュリアーノ・ダ・マイアーノ彫刻家

1552年

フランシスコ・ザビエル

(1506 - 1552)

イエズス会宣教師

16世紀のスペイン出身イエズス会宣教師。日本をはじめアジア布教の先駆者。

フランシスコ・ザビエル（1506年 - 1552年）は、スペイン出身のイエズス会宣教師です。 1549年に日本に初めて到来し、鹿児島、平戸でキリスト教布教を開始しました。インドやマレーシアなどアジア各地への宣教活動を展開しました。日本語や現地語の習得に努め、布教機関の設立にも尽力しました。マラッカ海峡を渡航中に体調を崩し、1552年に没しました。

1552年フランシスコ・ザビエルイエズス会宣教師 1506年

1608年

養徳院

(1515 - 1608)

池田恒興の母、織田信長の乳母

池田恒興の母織田信長の乳母

戦国時代の女性で、池田恒興の母かつ織田信長の乳母として知られる。

養徳院（1515年 - 1608年）は、池田恒興の母で織田信長の乳母として知られる女性です。戦国時代の武家社会で、名将池田恒興の教育に大きな影響を与えました。織田信長の側近として信頼を得て、幼少期の世話役を務めました。その後も池田氏と織田氏の良好な関係維持に貢献しました。 1608年に長寿を全うしました。

1608年養徳院池田恒興織田信長乳母 1515年

慶長15年10月18日

本多忠勝

(1548 - 1610)

戦国武将、桑名藩主

戦国武将桑名藩主

徳川家康に仕えた武将。『無双の武人』と称され、数々の戦いで活躍した。

本多忠勝（1548年 - 1610年）は、徳川家康に仕えた戦国武将です。『無双の武人』『徳川四天王』の一人として知られ、数々の戦いで活躍しました。桶狭間の戦いや長篠の戦い、関ヶ原の戦いなどで勇名を馳せました。晩年は桑名藩主となり、領国経営にも尽力しました。慶長15年10月18日に没しました。

1610年慶長 10月18日本多忠勝戦国武将桑名藩主 1548年

1823年

ジョヴァンニ・バッティスタ・ベルツォーニ

(1778 - 1823)

探検家

イタリア出身の考古学者・探検家。エジプト古代遺跡の発掘で知られる先駆者。

ジョヴァンニ・バッティスタ・ベルツォーニ（1778年 - 1823年）は、イタリア出身の探検家・考古学者です。壮漢の持ち主としてエジプト古代遺跡の発掘に従事しました。 1817年以降、ルクソール神殿やバルベック遺跡などで調査を行いました。アブ・シンベル神殿の壁画を初めて発見・記録し、ヨーロッパに紹介しました。 1823年に没し、当時のエジプト研究に多大な影響を残しました。

1823年ジョヴァンニ・バッティスタ・ベルツォーニ探検家 1778年

1839年

フレデリク6世

(1768 - 1839)

デンマーク・ノルウェー王

デンマークとノルウェーを統治した君主。啓蒙的な行政改革を推進した。

フレデリク6世（1768年 - 1839年）は、デンマークとノルウェーの国王を兼ねた君主です。クラウンプリンス摂政として1808年に実権を掌握し、ナポレオン戦争期の政務を担いました。 1814年のキール条約によりノルウェーを失うなど外交的試練に直面しました。国内では啓蒙思想を取り入れた行政改革を推進しました。 1839年に没し、19世紀初頭の北欧情勢に影響を与えました。

1839年フレデリク6世デンマークノルウェー 1768年

嘉永元年11月8日

坪井信道

(1795 - 1848)

蘭方医

江戸時代の蘭方医。西洋医学を取り入れ日本の医療近代化に貢献した。

坪井信道（1795年 - 1848年）は、江戸時代の蘭方医です。長崎で西洋医学（蘭学）を学び、診療や翻訳に従事しました。『西説内科撰要』などの医学書を執筆し、医療知識の普及に貢献しました。また学生の教育にも力を注ぎ、後進の育成に尽力しました。嘉永元年11月8日に没しました。

1848年嘉永 11月8日坪井信道 1795年

嘉永3年10月30日

高野長英

(1804 - 1850)

蘭学者

幕末の蘭学者。西洋医学や地理学を日本に紹介し、開国論者としても知られる。

高野長英（たかのちょうえい、1804年 - 1850年）は、江戸時代後期の蘭学者である。オランダ語を独学で学び、西洋医学や地理学、天文学の知識を日本に紹介した。将軍家医や幕府の医官としても活躍し、多くの医書を翻訳・出版した。鎖国政策の見直しや海外事情の理解を訴える開国論者として知られる。門人の育成にも注力し、後進の蘭学者に大きな影響を与えた。しかし勤王思想が幕府に疑われ、処罰を受けた末に息を引き取った。彼の業績は日本の近代化に先駆けとなった。

1850年 10月30日高野長英蘭学者 1804年

1866年

ヤン・ヴァーツラフ・カリヴォダ

(1801 - 1866)

作曲家

チェコ出身の作曲家・指揮者。ロマン派的な交響曲や室内楽を多数作曲した。

ヤン・ヴァーツラフ・カリヴォダ（Jan Václav Kalivoda、1801年 - 1866年）はチェコの作曲家・指揮者である。プラハ音楽院で学び、地元の管弦楽団を指揮した。ロマン派的な豊かな和声と歌謡的な旋律が特徴の交響曲や室内楽を多数作曲した。彼の作品はクラシック音楽の発展に貢献し、後進にも影響を与えた。合唱曲やオペラの序曲などジャンルも多岐にわたる。歌心あふれる楽曲は現在も演奏され続けている。

1866年ヤン・ヴァーツラフ・カリヴォダ作曲家 1801年