1961年
1961年世界柔道選手権大会でオランダのアントン・ヘーシンクが日本の曽根康治を破り優勝。柔道世界チャンピオンの座が初めて日本から離れる。
世界柔道選手権でアントン・ヘーシンクが優勝し、日本から初めて世界王者が輩出される異例の一戦。
1961年12月2日、フランス・パリで開催された第2回世界柔道選手権大会男子無差別級の決勝で、オランダ代表アントン・ヘーシンクが日本代表の曽根康治を破り、史上初めて柔道世界王者に輝きました。
それまで柔道は日本が独占していた競技であり、ヘーシンクの勝利は大きな衝撃を与えました。
彼の身長2m超、体重130kg超の巨体とパワー技は世界に柔道の多様性を示し、その後の国際競技発展の契機となりました。
この大会以降、世界各国で柔道が盛んに行われるようになり、1964年の東京五輪正式種目採用へと繋がりました。
1961年
1961年世界柔道選手権大会
アントン・ヘーシンク
曽根康治