1970年

アメリカ合衆国環境保護庁設立。

アメリカ合衆国で連邦環境保護庁(EPA)が正式に設立され、環境政策が本格始動。
1970年12月2日、米国議会は国民の健康と環境を守ることを目的とした連邦環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)の設立法を可決。 同年10月の地球の日を契機に高まった環境意識を背景に、廃水・大気汚染規制の強化など総合的な環境政策運営機関が誕生しました。 設立当初は大気浄化法や水質法の執行が主な任務とされ、連邦政府の環境規制権限が大幅に拡大。 これにより企業の排出基準や有害物質管理が厳格化され、後の地球規模環境保護運動に先駆ける役割を果たしました。 現在もEPAは地球温暖化対策や化学物質規制を主導する国際的リーダー機関として機能しています。
1970年 アメリカ合衆国環境保護庁