慶長16年10月28日
慶長三陸地震が起こる。
1611年10月28日に発生した大規模な地震と津波で、三陸地方に甚大な被害をもたらしました。
慶長三陸地震は、1611年10月28日に発生したプレート境界型地震です。
三陸沿岸では大規模な津波が発生し、住民や漁村が壊滅的な被害を受けました。
記録によれば、多数の死者や家屋の流失が報告され、日本史上でも重要な史料として残されています。
この地震は日本最古級の津波記録の一つとされ、後の防災・地震学研究に大きな影響を与えました。
また、地震後の復興や再建の過程は、当時の社会構造や技術水準を知る上でも貴重です。
当時の民話や史書にも詳しい描写が残されており、地域文化への影響も大きかったとされます。
1611年
慶長
10月28日
慶長三陸地震
1951年
北海道釧路市の釧路市立病院で火災が発生。建物の一部と周囲の家屋7戸が焼失。死者15人。
釧路市立病院で火災が発生し多数の被害。
1951年12月2日、北海道釧路市の釧路市立病院で夜間に火災が発生しました。火は病院の一部建物と周辺の住宅7棟に延焼し、15名が亡くなりました。最新の医療設備を備えていたものの、防火対策と避難誘導が不十分であったことが問題視されました。消防や住民による初期消火活動でも被害拡大を防ぎきれず、医療機関の安全基準見直しを促す契機となりました。この事故を契機に全国で病院施設の防火設備や避難計画の強化が進められました。
1951年
北海道
釧路市
釧路市立病院
1959年
フランスで建設中のマルパッセダムが堪水試験中に決壊。ダム湖の水が下流の集落を襲い、死者500人以上の惨事となる。
フランスの建設中ダムが貯水試験中に決壊し、下流の集落を壊滅、多くの人命が失われた悲劇的事故。
マルパッセダムはフランス中部シャラント県に建設中だった重力式コンクリートダムで、当時国内最大規模の設備でした。
1959年12月2日夜、貯水試験中に突然ダムが決壊し、巨大な水流が下流の村々を襲撃。
住民は避難が間に合わず、多くの家屋が流される惨状となり、死者は500人以上に上りました。
この事故はダム建設技術や安全管理の見直しを迫る契機となり、フランス国内外で大きな衝撃を生みました。
以降、堤体の設計基準強化や監視体制の徹底が図られるようになりました。
1959年
フランス
マルパッセダム
1980年
名古屋女子大生誘拐殺人事件が発生。
1980年12月2日、名古屋市で女子大生が誘拐・殺害される事件が発生しました。
1980年
名古屋女子大生誘拐殺人事件
1984年
インドのボパール化学工場でガス漏れ事故。15,000人 25,000人が死亡。
1984年に発生したインド・ボパール工場の大規模ガス漏れ事故。即座に多数の犠牲者を出し、環境と住民に深刻な影響を及ぼしました。
1984年12月2日、インド中部のボパール市にある政府系化学工場で大量のメチルイソシアネートが漏えいしました。
瞬時に数万人が毒ガスにさらされ、推定1万5千人から2万5千人が命を落としたとされます。
事故後も長期間にわたり、呼吸障害や神経系への深刻な健康被害が報告されました。
環境汚染や賠償問題は国際的な議論を巻き起こし、化学物質の安全規制強化につながりました。
現在も残る汚染は被災地域住民の生活に影を落とし続けています。
1984年
インド
ガス漏れ事故
2012年
笹子トンネル天井板落下事故が発生。9人が死亡。
笹子トンネルで天井板が落下し、9名が犠牲になった痛ましい事故が発生しました。
笹子トンネルは山梨県大月市と甲斐市を結ぶ中央自動車道のトンネルです。
2012年12月2日、トンネル内で天井に取り付けられていたコンクリート製の落下防止板が落下。
走行中の車両に直撃し、9名が死亡、数名が重軽傷を負いました。
老朽化した設備の点検・維持管理の重要性が浮き彫りになり、全国のトンネル施設の安全点検が強化されました。
その後、トンネルの補修工事や保守体制の見直しが進められました。
2012年
笹子トンネル天井板落下事故