12月01日

2004年12月1日、プロ野球再編問題の一環として、大阪近鉄バファローズが球団運営を終了し、オリックス・ブルーウェーブと合併が発表されました。 これにより、新球団『オリックス・バファローズ』が誕生し、球界初の合併チームとして注目を集めました。 球団合併はファンや地域社会に衝撃を与え、人気低迷や経営難に直面していた球団救済策として実施されました。 本拠地やユニフォームデザイン、チーム編成などは両球団の特色を取り入れたものとされ、運営面での統合が試みられました。 この新球団は後に交流戦などで活躍し、オリックスファンと近鉄ファンとの融合を図る重要な契機となりました。

2011年12月1日、プロ野球のオーナー会議において、東京放送ホールディングスから横浜ベイスターズを買収したDeNAの球界入りが正式に承認されました。 DeNAはインターネット関連事業で成長した企業で、初のテクノロジー企業によるプロ野球球団の経営参入となりました。 球団の経営権移譲やスポンサーシップ契約の調整が行われ、シーズンオフ期間中に新体制での準備が進められました。 この承認はプロ野球界の経営多様化を象徴し、チケット販売やファンクラブ運営などにIT技術を積極的に導入するきっかけとなりました。 なお、翌年からは正式に『横浜DeNAベイスターズ』として新体制での活動がスタートしました。

2022年12月1日、FIFAワールドカップ・カタール大会1次リーグE組で日本代表はスペインと対戦し2−1で逆転勝利を収めました。 前半に先制点を許したものの、後半MF三笘薫が鋭いドリブルから折り返したパスで同点ゴールを演出しました。 さらに三笘のアシストによる逆転ゴールが生まれ、その1mmの正確さから『三笘の1㎜』と呼ばれました。 この勝利で日本はグループ2位を確保し、決勝トーナメント進出を決定しました。 世界中のメディアが日本の快進撃を取り上げ、サムライブルーの躍進に大きな注目が集まりました。